新生児聴覚検査費用助成制度
新生児聴覚検査(新生児聴覚スクリーニング検査)とは
新生児聴覚検査(新生児聴覚スクリーニング検査)は、生まれて間もない赤ちゃんに行う耳の聞こえの検査です。
きこえの障害(聴覚障害)は目に見えず、2歳頃までわからないことが多いため、発見が遅れがちです。きこえに障害があることに気づかずにいると、ことばの発達が遅れたり、コミュニケーションが取りにくいなどの支障が起きます。
新生児聴覚検査で、きこえの障害を見つけ、適切な指導を受けることで、赤ちゃんの能力を十分に発揮させ、ことばの発達を促すことが出来ます。
新生児聴覚検査に用いられる検査機器は、主に2つの種類があり、脳幹からの電的反応をみる「自動ABR」と、内耳からの反響音をみる「OAE」があります。自動ABRは、出産直後の入院中、赤ちゃんが寝ている間に行いやすく、出産病院で行うことが多い検査です。
1.助成内容(支給要件)
新生児等が受けた新生児聴覚検査【自動聴性脳幹反応検査(自動ABR)、聴性脳幹反応検査(ABR)、又は耳音響放射検査(OAE)】の費用
助成金額
検査の種類により助成額が異なります。なお、助成額は、実際に自己負担された額と助成上限額とを比較して、少ない方の金額になります。
(1)ABR(聴性脳幹反応検査) 上限5,000円
(2)OAE(耳音響放射検査) 上限3,000円
助成回数
新生児等一人につき、上記検査のうち、いずれか1回(初回検査)限り
その他
- 検査は、出生後入院中に受けてください。入院中に受けられない場合は、生後1か月までに受けてください。ただし、医師の指示がある場合等を除きます。
- 医師の指示がある場合等でも、助成の対象は、出生日から起算して6か月以内に受けた検査となりますのでご注意ください。
(例:4月1日生まれは、同年9月30日まで)
検査費用がかからない場合は、助成の対象とはなりませんのでご了承ください。検査費用については、医療機関にご確認ください。
2.対象(支給要件)
令和3年4月1日以降に聴覚検査を受けた新生児等の保護者であって、検査日かつ申請日において加須市に住民登録のある方
3.利用方法
委託医療機関で検査を受ける場合
令和3年4月1日以降に妊娠届出を行った場合は新生児聴覚検査助成券を医療機関に提出してください。
上限額(ABR5,000円または、OAE3,000円)との差額は自己負担となります。
※検査の無料券ではありません。
委託医療機関以外で検査を受けた場合
母子健康手帳をご持参の上、以下の書類を加須市役所 子育て支援課(すくすく子育て相談室)へ提出してください。
申請様式は申請窓口で配布するほか、以下のPDFからダウンロードできます。
- 新生児聴覚検査助成金交付申請書(Wordファイル:20.8KB)(様式第1号)
- 新生児聴覚検査助成金交付請求書(Wordファイル:19.9KB)(様式第4号)
- 検査の金額がわかる領収書等(原本)
- 母子健康手帳の写し(新生児聴覚検査の受診日及び結果が記載されていること)又は新生児聴覚検査の結果を確認することができる書類
- 振り込みを希望する銀行口座の通帳等のコピー
※印鑑をお持ちください。
- 申請期限:検査を受けた日から1年以内
新生児聴覚検査助成金交付申請書・請求書 (PDFファイル: 96.2KB)
4.助成金の支給
- 支給要件に該当している場合
→「新生児聴覚検査助成金交付決定通知書」を郵送し、助成金は指定の口座に振り込みます。 - 支給要件に該当していない場合
→該当しない理由を記した「新生児聴覚検査助成金不交付決定通知書」を郵送します。
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この記事に関するお問い合わせ先
こども局 すくすく子育て相談室(本庁舎5階)
〒 347-8501
埼玉県加須市三俣二丁目1番地1
電話番号:0480-62-1510 ファックス番号:0480-61-3471
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更新日:2023年09月13日