幽玄の世界への誘い(玉敷神社神楽)

更新日:2024年03月02日

玉敷神社神楽(国指定重要無形民俗文化財)

玉敷神社神楽は、加須市騎西の玉敷神社に伝わる神事芸能です。平成20年(2008)3月に国指定重要無形民俗文化財に指定されました。

神楽発祥の時期は不明ですが、もっとも古い資料では、「正保」の元号(1644年~1648年)が記された神楽面が現存しています。また、史料では享保年間(1716~1736)に神楽が行われた記録が残されています。

神楽の演目は、番外と余興を含めて18座あり、「大太鼓」「かっ鼓」「笛」の3つで奏演され、舞台上の四隅の柱を規則的に廻る「四方固め」という様式的な所作を繰り返しおこなうことを特徴とします。

神楽を奉納する神楽殿は、天保7年(1836)年の建立です。今では珍しい三方吹き抜け式構造で、加須市指定有形文化財に指定されています。

神楽の奉納は年4回、2月1日、5月5日、7月15日、12月1日の祭礼後の午後に行われます。

観覧は無料ですのでお気軽にお越しください。

玉敷神社神楽殿

玉敷神社神楽殿

戸隠の舞

戸隠の舞

イザナギ・イザナミの連れ舞

イザナギ・イザナミの連れ舞

神楽

神楽奉納のようす

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