選挙公営制度について

更新日:2022年09月27日

 選挙公営制度とは、候補者の選挙運動に係る経費の負担をできるだけ軽減することにより、立候補の機会均等を図るとともに、明るい選挙、正しい政治を目指すものです。

選挙公営の種類

 加須市議会議員及び市長の選挙における公営の種類は、次の(1)から(4)までのものがあります。

(1)選挙管理委員会は実施には直接関与しないが、その経費の負担のみを行うもの(公費負担)

  • 選挙運動用自動車の使用
  • 選挙運動用ポスターの作成
  • 選挙運動用ビラの作成
  • 選挙運動用通常葉書の交付

(2)選挙管理委員会がその全部を行うもの

  • 投票記載所の候補者氏名等の掲示

(3)内容は候補者が提供するが、その実施は選挙管理委員会が行うもの

  • ポスター掲示場の設置
  • 選挙公報の発行

(4)選挙管理委員会は便宜を提供するが、その実施は候補者が行うもの

  • 公営施設利用の個人演説会

公費負担について(条例による制度)

一定の金額を限度として、選挙運動用自動車の使用、選挙運動用ポスターの作成、選挙運動用ビラの作成を公費(無料)で行うことができます。

ただし、供託物没収点(注釈)に達する得票を得られないと公費負担を受けられません。

(注釈)供託物没収点

  • 市長選挙:有効投票数の10分の1
  • 市議会議員選挙:有効投票数を28(議員定数)で除した数の10分の1

なお、令和5年執行予定の加須市議会議員一般選挙から議員定数が25となります。

公費負担の限度額について

(1)選挙運動用自動車の使用
種別 公費負担の限度額(1日当たり)
個別契約方式
  • 自動車借入費用: 16,100円
  • 燃料代: 7,700円
  • 運転手雇用費用: 12,500円
ハイヤー方式(注釈)

64,500円

(注釈)ハイヤー方式とは、自動車借入、燃料代、運転手の雇用を一括して契約する方式です。一般乗用旅客自動車運送事業者と運送契約を行います。
 

(2)選挙運動用ポスターの作成
作成上限枚数 単価の限度額
ポスター掲示場数×1.2 (541円31銭×ポスター掲示場数+316,250円)÷ポスター掲示場数

【参考】令和4年7月10日執行の参議院議員通常選挙時のポスター掲示場数:394箇所
注釈: ポスター掲示場数は、各投票区の選挙人名簿登録者数等により変動します。
 

(3)選挙運動用ビラの作成
選挙の種別 作成上限枚数 単価の限度額 頒布方法
市長選挙 16,000枚 7円73銭
  • 新聞折込
  • 候補者の選挙事務所内
  • 個人演説会の会場内
  • 街頭演説の場所
市議会議員選挙 4,000枚

 

選挙運動用通常葉書の交付(公職選挙法による制度)

 郵便局で選挙運動用通常葉書の交付を無料で受けることができ、または、郵便局で「選挙用」の表示を受けた選挙運動用通常葉書(私製)を無料で差し出すことができます。

選挙運動用通常葉書の交付
選挙の種別 上限枚数
市長選挙 8,000枚
市議会議員選挙 2,000枚

この記事に関するお問い合わせ先

行政委員会(本庁舎5階)

〒 347-8501
埼玉県加須市三俣二丁目1番地1
電話番号:0480-62-1111(代表) ファックス番号:0480-62-5981
メールでのお問い合わせはこちら