加須市橋りょう長寿化修繕計画

わが国では道路インフラとしての道路橋が全国に約72万橋存在します。このうち、7割以上となる約51万橋は市町村道であり、10年後には建設してから50年が経過する橋りょうが全体の半数を超えると見込まれており、今後これらに対する維持・修繕・架替え等に多くの費用が必要になると懸念されております。

そのため、今後はより計画的、効率的に橋りょうの維持管理を行い、費用を縮減し、合理的な維持管理の実現を目指していくことが求められております。

加須市内には、市で管理する橋りょうが1,095橋存在します。平成26年度から平成30年度までの5ヵ年で、市管理の橋りょう全てを対象に近接目視点検を行い、健全性を評価しました。これらを基に交通量や損傷度などの優先度や維持管理費用の平準化などを考慮した加須市橋りょう長寿命化修繕計画の改定をいたしました。

今後はこのように評価した中で、早期に修繕の必要がある橋りょう53橋について、修繕方法等を検討しながら計画的に実施していく予定です。