さまざまな災害へ備えましょう
9月1日は防災の日です
毎年9月1日は『防災の日』です。昭和35年(1960年)年6月11日の閣議で、9月1日を『防災の日』とすることが了解されたことに始まり、今年で63年目となります。政府、地方公共団体など関係諸機関はもとより、広く国民の一人一人が台風、高潮、津波、地震などの災害について、認識を深め、これに対処する心がまえを準備しようというのが、『防災の日』創設の狙いとなっています。
そこで、防災の日にちなんで『カスリーン台風』と『関東大震災』の二つの大災害をご紹介します。
カスリーン台風
カスリーン台風は昭和22年(1947年)9月に発生した勢力の非常に強い台風で、同年同月の16日に勢力を保ったまま関東に最接近しました。その結果、利根川右岸の堤防を約350mにわたり決壊、渡良瀬川堤防を約380mにわたり決壊させました。堤防を崩した濁流は、埼玉県東部低地を東遷以前の利根川の流れのように流れ下り、東京東部低地(葛飾区、足立区、江戸川各区)までも水没させました。
家屋の浸水被害は床上・床下含めて約30万戸、家屋流出・全壊・損壊被害は約1万3千戸、死者数は約1,100人を数える激甚な被害を与えました。
[写真・動画]国土交通省関東地方整備局:カスリーン台風の被害 (別ウィンドウで開く)
関東大震災
関東大震災は大正12年(1923年)9月1日、今年からちょうど100年前に発災した大災害になります。
マグニチュード7.9の大きな揺れが、近代化した当時の東日本の広域を襲い、死者数は約10万5千人、全壊・全焼した家屋は29万3千軒となります。
地震の揺れによる崩壊や火災の他にも、地震による揺れに加えて、直後の大雨により、崩壊や地すべり、土石流などによる土砂災害が多数発生しました。関東南部、神奈川県西部及び千葉県の房総地域、特に今の小田原市根府川周辺では土石流により埋没64戸、死者数406人という大被害が発生しました。
内閣府:報告書(1923 関東大震災) (別ウィンドウで開く)
さまざまな関東大震災100年事業
関東大震災の発災から100年の節目となる今年を契機として、さまざまな機関が関東大震災に関する啓発を行い、知識と教訓の継承を図っています。そこで3つほどご紹介いたしますので、ぜひご覧ください。
内閣府 防災情報のページ:「関東大震災100年」 特設ページ (別ウィンドウで開く)
総務省消防庁:関東大震災100年特設ページ (別ウィンドウで開く)
国土交通省 関東地方整備局:関東大震災100年の取り組み (別ウィンドウで開く)
加須市の災害への備え
加須市では、市民の皆様の安心安全を第一として様々な情報を発信しております。
ぜひともご覧ください。
この記事に関するお問い合わせ先
環境安全部 危機管理防災課(本庁舎2階)
〒 347-8501
埼玉県加須市三俣二丁目1番地1
電話番号:0480-62-1111(代表) ファックス番号:0480-62-1934
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更新日:2023年09月01日