埼玉県からインフルエンザ流行注意報が発令されました
埼玉県からインフルエンザ流行注意報が発令されました
埼玉県感染症発生動向調査による県内医療機関(定点)からのインフルエンザの報告数が、本年第 43 週(令和 7 年 10 月 20 日から 10 月 26 日)に、1 定点当たり 11.73 人となり、国の定める注意報の基準値である 10 人を超えました。10 人を超えるのは、令和 7 年 1 月以来 9 か月ぶりです。
インフルエンザを予防するため、手洗いやマスクの着用など基本的な感染症対策を徹底しましょう。
インフルエンザについて
主な症状
- 38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛等、全身症状が突然現れます。
- 普通の風邪と同じように、のどの痛み、鼻汁、咳などの症状も見られます。
- 乳幼児では急性脳症を、高齢者や免疫力が低下している方では肺炎を伴う等、重症になることがあります。
感染経路
主な感染経路は、咳やくしゃみの際に口から発生する小さな水滴(飛沫)による飛沫感染です。
予防のポイント
ワクチンの接種
インフルエンザの予防や重症化を防ぐためには予防接種が有効とされています。
- 生後6か月から中学校3年生までのお子さん
- 65歳以上の方
- 60歳以上65歳未満の方で、心臓、腎臓または呼吸器の機能、ヒト免疫不全ウイルスにより免疫の機能のいずれかに障がいのある方(身体障害者手帳1級相当)
咳エチケット
飛沫感染を防ぐため、普段からマスクの着用等の咳エチケットを守りましょう。
咳エチケットとは
- 咳やくしゃみをほかの人に向けないこと
- マスクをしない状態で咳やくしゃみが出るときはハンカチなどで口を覆うこと
- 手のひらで咳やくしゃみを受け止めた時はすぐに手を洗うこと
外出後の手洗い
流水・石けんによる手洗いは、手指など体に付いたインフルエンザウイルスを物理的に除くために有効な方法です。アルコールによる消毒も効果的です。
適度な湿度の保持
空気が乾燥すると、気道粘膜の防御機能が低下し、インフルエンザにかかりやすくなります。特に乾燥しやすい室内では、加湿器などを使って適切な湿度(50%~60%)を保つことが効果的です。
十分な休養とバランスのとれた栄養摂取
体の抵抗力を高めるために、十分な休養とバランスのとれた栄養摂取を日ごろから心掛けましょう。
人混みや繁華街への外出を控える
インフルエンザが流行している時期は、高齢者や基礎疾患のある方、妊婦、疲労気味・睡眠不足の方は、人混みや繁華街への外出を控えましょう。
インフルエンザにかかったら
- 早めに医療機関を受診しましょう。早めの対処が早い回復につながります。
- 安静にして休養をとりましょう。特に、睡眠を十分にとることが大切です。
- 水分を十分に補給しましょう。
- 同居人のいる方は、家庭内でもマスクをするようにしましょう。
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健康スポーツ部 いきいき健康医療課(加須保健センター内)
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更新日:2025年10月31日