胃がん検診を受けましょう
50歳代以降にかかる人が多く、がんによる死亡原因の上位に位置するがんです。
早期発見すれば、90%以上は治癒すると言われています。
この機会に、胃がん検診を受診しましょう。
検診名 | 種別 | 対象者 | 内容 | 自己負担額 |
胃がん検診 | 個別検診 | 40歳以上(注釈1) (昭和61年3月31日以前の生まれの方) | 胃内視鏡検査 | 3,000円(注釈2) |
集団検診 | バリウムによるエックス線撮影 | 0円 |
(注釈1) 令和8年3月31日現在
(注釈2) 市民税非課税世帯、生活保護受給者及び中国残留邦人等の支援を受けている方は、胃内視鏡検査(胃カメラ)の自己負担金が免除となります。市民税非課税世帯の方は、課税状況確認のため受診日の1か月前までにいきいき健康医療課(加須保健センター内)又は各総合支所福祉健康担当へ申請してください。(感染症予防の検査等が必要となることがあります。その際は別途自己負担がかかります。)
日程・会場・申込み方法
詳細は、次の「令和7年度加須市けんしんパスポート」をご覧ください。
令和7年度加須市けんしんパスポート (PDFファイル: 1.9MB)
受診券の再発行
受診券の再発行を希望される方は、いきいき健康医療課(加須保健センター内)又は各総合支所福祉健康担当へ、来所される方の本人確認書類(マイナンバーカードや運転免許証など)を持ってお越しください。なお、受診者本人または親族以外の方が申請する場合は委任状が必要です。また、申請者の本人確認書類もあわせてお持ちください。
加須市各種検(健)診受診券等交付・再交付申請書 (PDFファイル: 370.2KB)
個別胃がん検診(胃内視鏡検査)の禁忌事項
- 胃の治療中、経過観察中、自覚症状のある方
- 妊娠中、妊娠の可能性のある方
- 胃全摘手術歴のある方
集団胃がん検診(バリウム検査)の禁忌事項
次の1.~10.に該当した方は、正しく検査ができなかったり、安全に検査ができない恐れがあるため、集団検診は受診できません。主治医とご相談の上、医療機関で受診してください。
1.食道、胃、大腸など消化器の切除をした(腹腔鏡下手術なども含む)
2.人工肛門を造設している
3.病気などにより水分制限を受けている(透析や心疾患のため)
4.過去の胃がん検診でアレルギー症状がでたことがある
5.過去の胃がん検診で誤嚥をしたことがある(食べ物をよくむせる)
6.立てない、麻痺がある、握力が弱い、あおむけや腹ばいになれない
7.体重が130kg以上ある
8.消化管穿孔、消化管急性出血、腸閉塞などの既往や疑いがある
9.認知症や精神疾患により指示通りに動くことができない
10.脳血管疾患の後遺症がある(麻痺など)
11.~16.に該当した方は、今回は受診できません。医療機関で受診してください。記載の期間を経過し、治療や経過観察などが終了していれば、次回から受診できます。
11.1年以内に消化管以外の手術をした(脳、心臓、骨、関節、前立腺、子宮など)
12.1年以内に心疾患や脳血管疾患を発症した
13.心疾患を発症してから1年以上経過しているが、胃がん検診受診について主治医の許可を取っていない
14.現在食道、胃、十二指腸、小腸、大腸の疾患で治療中、経過観察中である
15.【女性のみ】妊娠中または妊娠している可能性がある
16.2か月以内に大腸ポリープを切除している
受診当日に17.~21.に該当した方は受診できません。日を改めて受診するか、医療機関で受診してください。
17.当日、食事をとり、2時間以内に200ml以上の水分を飲んだ
18.3日間排便がない
19.体調が悪い
20.糖尿病の薬を飲んだり、インスリン注射をした
21.インスリンポンプ、持続血糖モニターを装着している
医療機関での胃がん検診(内視鏡検査)をお勧めする方
1.便秘症の方(バリウムが排出されず、合併症を起こす可能性があります)
2.胃の内視鏡的手術を受けた方(切除部分が異常と判断される可能性があります)
3.盲腸、鼠径ヘルニア、帝王切開等の開腹手術(腹腔鏡下の手術も含む)を受けた方(バリウムが排出されず、合併症を起こす可能性があります)
4.技師の指示に従ってスムーズに動くことが難しい方(体位維持ができず、検査が行えない可能性があります)
5.1年以上前に脳梗塞等の脳血管疾患を発症したことのある方(誤嚥の恐れや体位維持ができず、検査が行えない可能性があります)
6.1年以上前に心筋梗塞や狭心症を発症したことのある方(発作を誘発する恐れがあります)
注釈
- 6.に該当の方は主治医の許可が必要です。
- バリウム検査を希望される場合は、危険性をご理解いただいた上で受診してください。
- 当日の医師、看護師、放射線技師等が検査に支障や危険を伴うと判断した場合、安全を考慮してバリウム検査は受診できません。
集団胃がん検診(バリウム検査)の注意事項
検査時の服装
検査終了後
- 会場で下剤を服用します。
- バリウムが排出され、通常の便に戻るまで水分を多めに取ります。
- 検査後24時間を経過してもバリウム便が出ない場合は、すみやかに医療機関を受診してください。
- バリウムが排出されない場合、腸内で詰まって腸閉塞になったり、消化管に穴があいたりして、手術が必要になる恐れがあります。特に高齢者では、このような合併症の危険性が高くなります。
集団胃がん検診(バリウム検査)の検査方法
検査方法
発泡剤とバリウムを飲みます。胃の粘膜によくバリウムを付着させるため、撮影台の上で回転してレントゲン撮影をします。検査中、うつ伏せで頭を下げる姿勢をとる時には、手すりをしっかり握っていただく必要があります。また、検査中は、ゲップを我慢する必要があります。
出典: 胃X線検診安全基準 第2版
発行: 日本消化器がん検診学会関東甲信越支部
がん検診共通の注意事項
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職場等で同内容の検診がある方や、検診日において加須市に住民票のない方は受けられません。
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同じ種類のがん検診は、期間内に1回の受診となります。2回受診された場合は、全額自己負担となりますのでご注意ください。
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定期的に継続して検診を受けることでがんによる死亡リスクが減少します。一方で、検診では、がんでないのに「要精密検査」と判定される場合や、がんがあるのにそのがんが見つけられない場合もあります。
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すでに治療中または経過観察中、自覚症状のある方は、検診の対象とはなりません。自覚症状がある場合は、検診を待たずに早めに医療機関を受診してください。
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「精密検査が必要である」と判定された方は、必ず医療機関を受診してください。
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受診者の健康管理や検診の精度管理のために、市、検診実施機関及び精密検査実施機関では、受診に関する情報を共有しています。また、これらの情報は、各機関において個人情報保護に留意し取り扱います。
関連ファイル
令和7年度加須市けんしんパスポート (PDFファイル: 1.9MB)
関連リンク
この記事に関するお問い合わせ先
健康スポーツ部 いきいき健康医療課(加須保健センター内)
〒 347-0061
埼玉県加須市諏訪1丁目3番地6
電話番号:0480-62-1311 ファックス番号:0480-62-1158
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更新日:2025年04月01日