胃がんリスク検診を受けましょう
胃がんリスク検診とは
胃がんリスク検診は、血液検査にて「ピロリ菌感染の有無を調べる検査」と「胃粘膜の萎縮の状態を調べる検査」を行い、胃がん等の疾患になりやすいかのリスク(危険度)を判定する検査です。
注釈:胃がんそのものを調べる検診ではありません。
ピロリ菌とは
ピロリ菌は人の胃の中に住む細菌のことをいいます。ピロリ菌は井戸水や親からの口移しなどから感染するといわれていて、ほとんどの人が幼少期に感染します。ピロリ菌を除菌しない限り、ピロリ菌は胃の中に住み続け、慢性的な炎症が続いてしまいます。そうなると、胃の粘膜を防御する力が弱まり、胃潰瘍や胃がんになる可能性が高くなります。
実施期間
令和7年5月1日(木曜日)から令和7年12月20日(土曜日)まで
検査内容
検診名 | 種別 | 対象者 | 内容 | 自己負担額 |
胃がんリスク検診 | 個別検診 | 40歳(注釈1) 41歳~75歳の方のうち過去に胃がんリスク検診を受けたことがなく受診を希望される方 |
問診 血液検査 | 胃がんリスク検診のみ 3,720円(注釈2) 市の国保健診又は肝炎ウイルス検診と同時 2,450円(注釈2) |
(注釈1)令和8年3月31日現在
(注釈2)市民税非課税世帯、生活保護受給者及び中国残留邦人等の支援を受けている方は、自己負担金が免除となります。市民税非課税世帯の方は、課税状況確認のため受診日の1か月前までにいきいき健康医療課(加須保健センター内)又は各総合支所福祉健康担当へ申請してください。
日程・会場・申込み方法
詳細は、次の「令和7年度加須市けんしんパスポート」をご覧ください。
令和7年度加須市けんしんパスポート (PDFファイル: 1.9MB)
受診券の再発行
受診券の再発行を希望される方は、いきいき健康医療課(加須保健センター内)又は各総合支所福祉健康担当へ本人確認書類(マイナンバーカードや運転免許証など)を持ってお越しください。なお、受診者本人と親族以外の方が申請する場合は委任状が必要です。また、申請者の本人確認書類もあわせてお持ちください。
加須市各種検(健)診受診券等交付・再交付申請書 (PDFファイル: 370.2KB)
胃がんリスク検診の注意事項
胃がんリスク検診の結果によっては、胃内視鏡検査が必要となる場合があります。そのため、胃がんリスク検診を先に受診した後に、胃がん検診を受診することをおすすめします。
また、胃がんリスク検診の結果が陰性(A群判定)の場合、胃がんになるリスクは低いですが、一部ピロリ菌の感染や感染の既往のある方が含まれます。定期的に胃がん検診を受診し、自覚症状がある場合は医療機関を受診しましょう。
胃がんリスク検診の受診後の流れについては次の「加須市胃がんリスク検診について」をご覧ください。
加須市胃がんリスク検診について (PDFファイル: 347.4KB)
胃がんリスク検診の禁忌事項
- ピロリ菌除去治療を受けたことのある方
- 胃の切除術を受けている方
- 食道、胃、十二指腸の疾患で治療中の方
- 胃酸を抑える薬を内服中の方
- 腎機能が低下している方
がん検診共通の注意事項
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職場等で同内容の検診がある方や、検診日において加須市に住民票のない方は受けられません。
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同じ種類のがん検診は、期間内に1回の受診となります。2回受診された場合は、全額自己負担となりますのでご注意ください。
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定期的に継続して検診を受けることでがんによる死亡リスクが減少します。一方で、検診では、がんでないのに「要精密検査」と判定される場合や、がんがあるのにそのがんが見つけられない場合もあります。
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すでに治療中または経過観察中、自覚症状のある方は、検診の対象とはなりません。自覚症状がある場合は、検診を待たずに早めに医療機関を受診してください。
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「精密検査が必要である」と判定された方は、必ず医療機関を受診してください。
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受診者の健康管理や検診の精度管理のために、市、検診実施機関及び精密検査実施機関では、受診に関する情報を共有しています。また、これらの情報は、各機関において個人情報保護に留意し取り扱います。
関連ファイル
令和7年度加須市けんしんパスポート (PDFファイル: 1.9MB)
関連リンク
この記事に関するお問い合わせ先
健康スポーツ部 いきいき健康医療課(加須保健センター内)
〒 347-0061
埼玉県加須市諏訪1丁目3番地6
電話番号:0480-62-1311 ファックス番号:0480-62-1158
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更新日:2025年04月01日