災害時要援護者名簿について

更新日:2019年04月11日

災害時の避難誘導・安否確認の支援や、平常時の見守りなどに活用できる「災害時要援護者名簿」の登録・整備をしています

災害時要援護者名簿とは

加須市では、災害時における避難誘導や安否確認等の支援を迅速かつ円滑に行うだけでなく、平常時の見守りなどに活用できる名簿として、「災害時要援護者名簿」の登録を行っています。

この名簿は、災害時に自力で避難ができず、周囲の支援を必要とする方を対象に作成します。災害時だけでなく平常時から避難支援等関係者(自治協力団体、自主防災組織、民生委員・児童委員、消防団など)に対して、この名簿を情報提供することによって、日ごろからの見守りにつなげます。

登録対象者

在宅で暮らす方のうち、以下の「1」から「7」のいずれかに該当する方で、災害が起きた時に、自分ひとりで移動することが難しく、避難するために何らかの手助けが必要となる方が対象です。

1.ひとり暮らしの高齢者または高齢者のみの世帯

2.要介護(3,4,5)認定者

3.身体障害者手帳(1級、2級、3級)所持者

4.療育手帳(マルA,A,B)所持者

5.精神障害者保健福祉手帳(1級、2級)所持者

6.外国人等で日本語が不自由な方

7.その他支援を必要とする方(例:日中は高齢者のみの世帯となる方など)

登録される方へ

登録を希望する方は、登録申請書を市に提出してください。(※民生委員の方などに提出することもできます。)登録する際に、支援のため必要な個人情報を地域支援者(民生委員、自主防災組織、自治会、消防団)など提供することに同意していただきます。また、ご近所の方で、支援してくれる方(避難援助者)を決めて、登録台帳に載せることの了解を得るようにしてください。

避難援助者の方へ

避難援助者の方は、要援護者(登録申請者)への日ごろの声かけや、いざという時の安否確認や避難支援をお願いします。(※ただし、できる範囲での支援であり、責任を伴うものではありません。)

地域の支えあい

避難援助者に望ましい方は、あなたのご近所の方です。

行政、自治会、自主防災組織、消防団等は、大規模災害が起きた時は「災害要援護者名簿の登録」の有無にかかわらず、被災者の救助や避難誘導が優先されます。また、民生委員・児童委員も、それぞれの受け持つ区域が広いため、災害時には一人ひとりを支援することはできません。

そこで、いざという時に頼りになり、助け合っていくことができるのは、ご近所の方です。「支援をお願いするかどうか」だけでなく、普段から気軽に話せる関係をつくるといったことも大切です。

 

 

 

この記事に関するお問い合わせ先

福祉部 地域福祉課(本庁舎1階)

〒 347-8501
埼玉県加須市三俣二丁目1番地1
電話番号:0480-62-1111(代表) ファックス番号:0480-61-4281
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