福祉避難スペースと福祉避難所について

更新日:2021年02月10日

高齢者や障がいのある方などが安心して避難できるように、各避難場所での福祉避難スペースの設置と福祉避難所の確保・充実を図ります。

福祉避難スペースとは

大規模災害が発生した際、市民の皆さまには、市が指定する避難場所に避難していただきますが、避難者の中には、高齢者や障がいのある方など、避難場所での生活において、特別な配慮を必要とする災害時要援護者の方もいらっしゃいます。

そこで、避難場所の中で災害時要援護者の方が、専門的なサービスは必要としないながらも、安心して避難生活を送ることができるように、段差解消スロープや簡易トイレ、トイレ用テントを配備するなど福祉避難スペースを確保して、避難支援体制の充実を図っています。

福祉避難所とは

自宅や避難場所等で生活している災害時要援護者を対象に、介護等の必要なサービスを提供するため、社会福祉施設等との災害協定を締結して、当該施設に開設する避難所が福祉避難所です。

福祉避難所は、災害時に必要に応じて開設する二次的避難所になりますので、一般の指定避難所とは異なり、災害発生当初から利用することはできません。施設の被災状況等を踏まえ、受入・運営体制が整った後に開設しますので、福祉避難所の対象となる方も、最初は市が指定する避難場所に避難していただきますようお願いします。

福祉避難所確保のための協定の推進

加須市では、災害時に避難生活が困難な災害時要援護者の方が、必要な支援を受けられるように、設備や体制の整っている介護老人福祉施設、介護老人保健施設、障害福祉サービス事業所等と協定を締結し、福祉避難所として指定しています。そして、安全なまちづくりに向けて、事業所の方のご協力をいただきながら、福祉避難所の確保に向けて、協定を推進しています。

 

災害時要援護者の避難に係る感染症対策(令和2年度補正予算(第11号))

令和3年第1回加須市議会定例会へ提案予定です。

〇目的


災害時における災害時要令和3年第1回加須市議会定例会へ提案予定です。援護者への新型コロナウイルス感染症対策を図るため、「避難準備・高齢者等避難開始」発令段階で開設する避難場所等にエアベット等の備品を配備します。

 

〇補正予算の概要


市民プラザ、ふじアリーナ、キャッスルきさい、田ケ谷総合センター「避難準備・高齢者等避難開始」発令段階で開設する避難場所

〇エアベッド 〇エアベッド消毒用の消耗品類

水害時【緊急】避難場所に指定している民間施設等

〇安心トイレ(手すり付き簡易トイレ) 〇安心トイレ用テント

〇トイレ用交換用ユニパット

 

〇補正予算額 9,876千円


 

 

 

災害時要援護者の避難に係る感染症対策(令和2年度補正予算(第6号))

(1)福祉避難スペース等への簡易ベッド等の配備

〇目的


災害時における災害時要援護者への新型コロナウイルス感染症対策を図るため、災害時に開設する各避難場所に整備する福祉避難スペース等に簡易ベット等の備品を配備しました。

〇補正予算の概要


各避難場所に設置する福祉避難スペース等での感染症対策を図るための備品購入に要する経費 18,310千円

〇段ボールベッド   〇感染症対策用テント(R3.4以降配備) 〇パーテーション

〇安心トイレ(手すり付き簡易トイレ) 〇安心トイレ用テント

〇トイレ用交換用ユニパット

(2)民生委員・児童委員による避難支援時の感染症対策用品の配付

〇目的


災害時要援護者の避難支援を担う民生委員・児童委員の新型コロナウイルス感染症対策にマスク等の消耗品等を配付しました。

〇補正予算の概要


民生委員・児童委員による避難支援時の感染症対策用消耗品等購入に要する経費 4,057千円

〇マスク     〇消毒液 〇使い捨て薄手ゴム手袋(消毒用) 〇ダスター(消毒用)

〇フェイスシールド 〇ビニール合羽 〇非接触型体温計

この記事に関するお問い合わせ先

福祉部 地域福祉課(本庁舎1階)

〒 347-8501
埼玉県加須市三俣二丁目1番地1
電話番号:0480-62-1111(代表) ファックス番号:0480-61-4281
メールでのお問い合わせはこちら