加須市ともに生きる手話言語条例

更新日:2018年10月09日

手話への理解を ~手話言語条例を制定~

平成30年10月3日、平成30年第3回加須市議会定例会において、「加須市ともに生きる手話言語条例」が全会一致で可決され、成立しました。平成31年1月1日に施行となります。
加須市では、手話は一つの言語であることをあらためて認識し、市民や市内事業者などに対し、広く手話への理解と普及の促進を図り、手話を必要とするすべての人が、いつでもどこでも自由に手話を使える地域社会を目指してまいります。

条例成立の横断幕とともに議場で市長や市議会議員と記念撮影をする関係団体

本条例の制定にあたり、ご協力いただきました加須市聴覚障害者協会および加須市手話通訳問題研究会「虹の会」、加須市障がい者施策推進懇話会の皆様に深く感謝申し上げます。

条例制定の背景

障害者の権利に関する条約(平成18年)、障害者基本法(平成23年)において、手話は言語であることが明記されており、手話を必要とする人が不自由なく生活できる社会を目指す機運が全国的に高まっています。

手話言語条例の制定状況
・全国 193自治体(24道府県、2区、148市、19町)
・うち埼玉県内 23自治体(1県、16市、6町)
※平成30年10月5日現在

加須市での動き
・加須市聴覚障害者協会から市長へ手話言語条例の制定について要望書の提出
・市議会の平成29年第2回定例会(6月議会)において、手話言語条例の制定についての一般質問が行われた。

条例の制定に向けた調整会議

関係団体である加須市聴覚障害者協会および加須市手話通訳問題研究会「虹の会」から意見を伺うとともに、「加須市障がい者施策推進懇話会」においても協議を重ね、条例案の調整を行いました。

手話言語条例の制定に向けた調整会議(全3回)
関係2団体の代表者と、平成30年4月25日から6月13日までに計3回の会議の場を設け、条例に盛り込むべき内容や表現等について検討、協議しました。

加須市障がい者施策推進懇話会(全2回)
主に加須市障害者計画及び障害福祉計画に関わる事項について協議する懇話会においても、手話言語条例の案について意見を伺いました。

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