在宅医療ごみの出し方

更新日:2023年09月08日

在宅医療に伴い家庭から出るごみ(在宅医療廃棄物)は、国の方針により一般廃棄物として取り扱うことになっており、また、在宅医療の普及に伴い、今後、一般家庭から在宅医療廃棄物が排出される機会が多くなっていくと考えられます。

これらの廃棄物は、きちんとした取扱いをすれば十分に安全に捨てることができます。

一方で、きちんとした対策がとられないまま放棄されてしまうと、事故が発生する原因にもなり得ます。

とくに感染の恐れのあるものや、鋭利なものは、地域の皆様やごみの収集事業者に感染症等の重大な健康被害が発生しないよう、適切な処理をお願いします。

在宅医療廃棄物とは

  • 医師・看護師等が患者宅に訪問し、診療または看護等を行うことにより発生した医療廃棄物。
  • 医師の訪問を伴わず、医師の指導により受けた処方で、患者等が自ら医療行為を行うことにより発生した廃棄物。

集積所などには出せないもの

×鋭利なもの

医療用注射針、点滴針など

鋭利なもの(針など)

かかりつけの医療機関・薬局等に返却して下さい。

使用済み注射針が家庭ごみに混入すると針刺し事故の原因となるため、絶対にやめてください。

×鋭利であるが安全なもの

針ケースを付けたペン型自己注射針など

インスリンの自己注射針など

かかりつけの医療機関・薬局等に返却して下さい。

×血液が付着したもの

多量の血液が付着した在宅医療廃棄物については、かかりつけの医療機関に返却して下さい。

×その他、感染性があるもの

医師の指示により感染性があると判断されたものは、かかりつけの医療機関・薬局等に返却して下さい。

集積所などに出せるもの

○鋭利でないもの

ビニールバッグ類、チューブ・カテーテル類、注射筒(針以外の部分)、脱脂綿、ガーゼ等

燃やすごみに出せる在宅医療廃棄物のイメージ

一度小さなポリ袋に入れる等した状態で、加須市指定ごみ袋に入れ【燃やすごみ】として出してください。(袋を二重にする)

袋を2重にして捨てるイメージ

その際、内袋の口は空気を出してしっかり封じ、液漏れ等がないようにしてください。

プライバシーが気になる場合には内袋に入れる前に新聞紙等でくるんでください。

 

ビニールバッグ類は、必ず中身を空にしてください。

中に液体等が残っている状態で出さないようにしてください。

もしプラのマークがあっても、プラスチック類・ゴム製品として出さないでください。

 

針等の鋭利なものがついている場合は、必ず取り除いた状態で出してください。

取り除いた針はかかりつけの医療機関・薬局等に返却して下さい。

○紙おむつ

加須市指定ごみ袋に入れ【燃やすごみ】として出してください。

排泄物は取り除いてトイレに流してください。

○栄養剤のびんや缶

通常の【飲料用びん】【スチール缶】【アルミ缶】と一緒に出すことができます。

パッケージの表示を確認して、分別してください。

中身は空にして出してください。

どうしても缶の素材がわからない場合は燃やさないごみとして出してください。

この記事に関するお問い合わせ先

環境安全部 資源リサイクル課(加須クリーンセンター)

〒 347-0043
埼玉県加須市馬内1790
電話番号:0480-61-3671
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