「加須市立小中学校の適正規模と適正配置に係る基本方針」策定のための基本的な考え方

更新日:2024年09月24日

令和6年7月に学校の設置者である加須市長から加須市教育委員会教育長へ加須市立小中学校の適正規模・適正配置について検討するよう依頼がありました。その第一歩として、令和6年8月26日に「加須市立小中学校の適正規模と適正配置に係る基本方針」策定のための基本的な考え方を、加須市教育委員会にて決定しました。

「加須市立小中学校の適正規模と適正配置に係る 基本方針」策定のための基本的な考え方

(1) こどもたちにとってよりよい教育環境の整備を最優先とする

次代を担うこどもの知・徳・体のバランスのとれた生きる力を育むためには、望ましい集団の中で、活気に満ちた活動が展開できる学校規模の確保が重要です。
そのため、こどもたちにとってよりよい教育環境の整備を最優先に進めます。

 

(2) 全市的視野に立って、学校規模の適正化と学校の適正配置を図る

本市においては、全体として児童生徒数の減少が進む一方、一部の地域では住宅開発に伴い児童生徒数が増加するなど、学校規模の差異が非常に大きくなっています。
将来にわたって児童生徒数の増加が見込めず、小規模化の解消が図れない学校にあっては、必ずしも行政区やこれまでの通学区域に捉われない全市的視野に立った整備を進めます。その際、学校施設の老朽化等の状況及び地域性を勘案しながら、順次、学校規模の適正化と学校の適正配置を図ります。

 

(3) 保護者や地域住民との十分な合意形成を図る

学校規模の適正化と学校の適正配置を進めるにあたっては、これまで本市の特色ある学校づくりを支えてきた地域密着型教育の成果や変化する地域の実態を踏まえる必要があります。
地域とともにある学校づくりを一層推進するため、保護者や地域住民との十分な合意形成を図ります。

 

(4) 小学校を優先して学校規模の適正化と学校の適正配置を図る

本市における少子化の影響は、合併前に統廃合が行われた中学校と比べ、小学校のほうが顕著です。そのため、小学校を優先して学校規模の適正化と学校の適正配置を図ります。
ただし、必要な場合には中学校も含めて検討を行います。

 

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