児童主体の教育

更新日:2021年06月17日

大桑小学校では、「児童一人一人のよさをみんなで認め、みんなで伸ばす学校」を目指して、日々の教育活動を行っています。学校は教員の技量で、児童の学びに差が出ると思われがちです。教員の技量以上に、児童の「学びに向かう姿勢」が学びの差を大きくしてしまいます。そのため、児童の確かな学力の向上を図るためには、「主体的・対話的で深い学び」の充実が欠かせないと考えます。

主体的な学びは、文字通り、児童主体の学びです。児童自ら「学びたい」と思うことを学べればやる気が出ると思います。しかし、まだ小学生です。自分で学ぶことは、少しハードルが高いように思えます。そこで本校は、児童の「分からない」を入り口に主体的な学びを進めて行きます。

対話的な学びは、自分の考えを伝えたり比べたりして、さらに新しい学びを見つけていくことです。たとえ「分からなかった」ことでも、友達の考えを聞いて「なるほど」と思い、自分の考えになっていきます。一人でむずかしかったことも協力していくことでできるようになると楽しさが生まれてきます。

学びが深まると、「教えたい」「聞いてもらいたい」という気持ちをさらに大きくしてくれます。また、「もしかして」「こういうときはどうなのか」という新しい主体的な学びも生まれてきます。

主体的に関わりながら学ぶ児童の様子 2021.6

学校の主役は、子供たちです。児童主体の学びは、今も昔も大切なものです。児童主体の教育をこれからも進めて行き、未来を生きる児童の足がかりをつくっていきます。

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