市長への手紙・メールの紹介

更新日:2025年10月30日

加須市も保育料を完全無償化してほしい。(令和7年8月・市長へのメール)

メールをいただきありがとうございます。

保育料の完全無償化は、近隣自治体において実施する動きが広がっていることは承知しております。

そのような中、本市においても、子育て家庭の経済的負担を軽減するための施策を実施しているところでございます。

例えば、すでに国の制度により3歳から5歳までの保育料は無償となっておりますが、0歳から2歳児の保育料について、国の基準より低く設定するほか、第2子半額、第3子無料とするなど多子世帯への軽減措置を講じております。

近年の物価高騰や公共サービスへのニーズの高まりにより、財源の使い方について一層の工夫が求められています。限られた財源の中で、あれもこれもすべて実施することは困難であるため、保育料の完全無償化につきましては、その効果や優先度を踏まえ、子育て支援を含む、市全体の中で判断してまいります。

(令和7年8月)

かぞマインが閉店し、加須駅前が寂しくなった。加須駅は加須市の顔なので、活気を取り戻せるように尽力してほしい。(令和7年7月・市長へのメール)

メールをいただきありがとうございます。

「かぞマイン」は昭和60年11月のオープン以来、多くの市民に利用されてきましたが、時代の変化に伴う消費者ニーズの多様化やスーパーの新規出店の影響などによる業績不振を理由に、5月末をもって閉店となりました。

駅や駅ビルは、まちの賑わいづくりの点からも、市外から訪れる人にとっても、都市の重要な拠点施設の一つと考えております。

そのようなことから、私が直接、建物の所有者である東武鉄道株式会社を訪問し、「駅とまちが一体となったまちづくり」の推進を要望したところです。

現時点において東武鉄道株式会社では、具体的な跡地活用策は未定とのことですが、市の玄関口となる拠点施設でありますので、今後も粘り強く協議を重ねてまいります。

(令和7年7月)

外国人が年々増加する中で、日本語教育の体制や支援が不十分だと感じます。日本語教育の充実や支援の拡充をお願いします。(令和7年7月・市長へのメール)

メールをいただきありがとうございます。

本市に住民登録をしている外国人は、令和7年7月1日現在、4,073名であり、増加傾向にあります。

現在、本市では、加須にほんごの会に対して、日本語教室の活動場所借上げの支援、教科書や参考書等の教材の貸出し、研修情報等の提供により活動を支援しております。

また、外国人の子どもへの日本語習得の支援として、県費の日本語指導担当教員に加え、市独自に日本語指導助手を雇用し、小・中学校への巡回指導や夏休みなどの長期休業中の教育センターでの指導を実施しております。さらに、市内の中学校に転入希望の外国人の生徒に対し、実際に通学を開始するまでの間、教育センターで学校生活に必要な最低限の日本語の習得等の支援をしているところです。

ご要望の支援の拡充につきましては、人材及び財源確保の観点を踏まえ、どのような支援が本市にとって適切であるのか研究してまいります。

(令和7年8月)

旧加須市医療診断センターについて、利活用の案として有料駐車場を提案します。(令和7年7月・市長への手紙)

手紙をいただきありがとうございます。

旧加須市医療診断センターにつきましては、令和5年3月31日をもって廃止されました。

用途が廃止された普通財産につきましては、市が策定した「未利用普通財産の利活用基本方針」に基づき、個別の未利用の普通財産ごとに利活用の方向性を検討しておりますが、旧加須市医療診断センターについては、現時点では具体的な利活用方針は決まっていない状況です。

加須駅南口に近接していることから、駐車場として市民に開放してはどうかとの貴重なご意見につきましては、今後の旧加須市医療診断センターの利活用の案の一つとして、参考にさせていただきます。

(令和7年8月)

【北埼玉医師会から、同センターへ北埼玉医師会准看護学校の移転の要望があり、今後、具体的な検討を進めます。】

物価高騰対策として、再度、全市民に対して「ちょこっとおたすけ絆サポート券」の配布を考えていますか。(令和7年5月・市長へのメール)

メールをいただきありがとうございます。

ご承知の通り、本市では、加須市商工会が発行する地域通貨「ちょこっとおたすけ絆サポート券」5,000円分を過去に3回、市内全世帯に配布し、全体の発行総額は11億円を超えております。

長引く物価高騰への対応として、令和7年5月27日付で、国が物価高騰対策の交付金の増額を閣議決定いたしました。

このことを受け、本市では、全ての市民の暮らしを支援し、併せて市内経済の活性化を図るため、国の交付金を活用し、4回目となる「ちょこっとおたすけ絆サポート券」(一世帯につき5,000円分)の配布を検討してまいります。

(令和7年6月)

【4回目となる同サポート券の配布を決定し、令和7年9月下旬から配布を開始しています。】

きゅうしょくをおいしくしてほしいです。※4歳の方からのお手紙(令和7年3月・市長への手紙)

おてがみをありがとう。

ほいくえんの きゅうしょくのことを たいせつに おもってくれていること、とてもうれしいです。

ほいくえんでは、みんなが げんきに おおきくなるように、まいにち しんせんな ざいりょうを つかって おいしい きゅうしょくを つくっています。これからも もっと おいしく なるように、ちょうりを している みなさんと そうだんしてみますね。

すきなたべものや たべてみたいものが あったら、せんせいにおしえてください。きらいなものや にがてな たべものも たくさん たべて、げんきに すごしてくださいね!

(令和7年3月)

市内の街路樹で枝が大幅に切られてしまっている箇所があります。街路樹は温暖化対策として貴重な緑だと考えます。剪定の見直しをしてほしい。(令和7年2月・市長へのメール)

メールをいただきありがとうございます。

道路の街路樹につきましては、良好な都市環境の形成及び火災時の延焼防止の役割を果たすと同時に、地球温暖化防止に役立つものであると、私も認識しております。

しかしながら、近年は、令和5年7月に発生した突風により、道路や公園などで19本の倒木が発生し、また令和7年2月には街路樹が2本倒木し、車に接触する事故が発生しました。

さらに、市民の方から「民地への入り込み」、「交差点の視界不良」、などの苦情や要望が年間100件以上寄せられており、街路樹のあり方が問われる状況になっていることから、加須市の重要な課題となっております。

以上のことから、本市では街路樹の維持管理を適切に行うため、5年から7年の周期で剪定を行っているところです。

剪定に当たっては、沿線の関係自治協力団体などの意見聴取、専門業者からのアドバイス、及び次回の剪定までの成長期間などを考慮し実施しております。

(令和7年3月)

災害時のインフラ施設について、老朽化対策も含め安心していられるよう対応をお願いします。(令和7年2月・市長への手紙)

手紙をいただきありがとうございます。

水道、ガス、電気は、市民生活に直結するライフラインであることから、災害時の対応等は、非常に重要なものでございます。

このうち、水道の供給は市が実施し、ガス、電気の供給は民間事業者が実施しております。

本市の水道事業としましては、老朽管の更新や漏水調査などを実施し、必要に応じた修繕を実施することなどにより災害時に対応するとともに事故などが発生しないよう努めております。

また、電気・ガスのライフラインにつきましては、加須市地域防災計画において、自然災害や大規模事故などにより損傷を受けた際、各ライフライン事業者と相互に連携を図り、情報の共有、応急対策並びに二次災害の防止などの活動を迅速に実施するよう要請し、協力すると定めています。

今後におきましても、震災や水害等大規模災害時のライフラインの寸断を最小限に抑え、万が一の時は、迅速な復旧ができるよう各種事業者と連携を強化してまいります。

(令和7年2月)

帯状疱疹予防接種費用の助成が開始されるようだが、詳細を教えてほしい。 (令和7年2月・市長へのメール)

メールをいただきありがとうございます。

国において、帯状疱疹ワクチンの定期接種化が了承されたことを受け、本市においても、令和7年度から同ワクチンの助成開始に向けた準備を進めているところでございます。

接種費用の助成額を1回当たり、4,000円とする予算案で、令和7年第1回加須市議会定例会に提案いたしました。

議決後、詳細等が決定しましたら、本市ホームページ等でお知らせしますので、ご確認いただきたく存じます。

なお、帯状疱疹の予防には、日常生活の中で、十分な休養、食事バランス、適度な運動など、規則正しい生活を送ることにより、免疫力を高めることが重要です。日々の生活においても、予防に努めていただきますようお願いいたします。

(令和7年2月)

【令和7年度より、帯状疱疹ワクチン接種費用の助成を開始しました。】

大利根地域でもイノシシが頻繁に目撃されています。駆除等の対応をお願いします。(令和6年10月・市長へのメール)

メールをいただきありがとうございます。

イノシシ等の鳥獣の捕獲は、法律により原則、禁止されております。

ただし、鳥獣による被害等が生じている場合などには、市の許可を受けて、鳥獣を捕獲等することが認められています。

本市のイノシシ駆除対策については、これまで主に北川辺地域において、イノシシの目撃情報が相次いでいたことから、加須猟友会、地元自治会と協議のうえ、本市から加須猟友会に捕獲の許可を出し、箱わなの設置や、わなの管理に係る業務委託などを実施してまいりました。

しかしながら、大利根地域の河川敷においても、イノシシの出没が目撃されており、本市といたしましても、現在、動向を注視しているところでございます。

今後、市民生活に支障をきたす恐れがあることから、同地域においても、加須猟友会に捕獲の許可を出し、箱わなの設置等の対策を実施してまいります。

(令和6年11月)

    
     

多数寄せられております「市長への手紙」・「市長へのメール」の一部を紹介します。

なお、上記の質問や回答は、要約させていただいております。

  

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