令和7年11月1日～15日の行動日誌

11月5日（水曜日）、広島・長崎の「被爆樹木」苗木植樹式に出席しました。

増田校長先生をはじめ騎西小学校の皆様には被爆樹木二世の植樹に御賛同いただき心より感謝申し上げます。植樹した苗木は、加須市が加盟している全国の市町村長の組織「平和首長会議」から贈られた広島のアオギリの二世です。この被爆樹木は、今から80年前の戦争の時に原子爆弾の被害を受けながらも再び芽を出した、平和への願いが込められた大切な木です。園児・児童の皆さんと、ここで一緒に育っていくこの木を、騎西中央幼稚園と騎西小学校のシンボルとして大切に育てていただき、家族や友達と平和の尊さについて考えるきっかけとなることを願っています。

11月10日（月曜日）、加須市自衛官募集相談員委嘱式に出席し、自衛隊埼玉地方協力本部長との連名により委嘱させていただきました。

今年は、例年の第32普通科連隊に加え、加須市出身の鳥海さんが第1師団長（現在は西部方面総監）であったため練馬駐屯地のイベントや、9月には海上自衛隊の横須賀基地のイベントにも参加しました。各地で自衛隊の様子を拝見させていただき、自衛隊はまさに国や国民の平和と安全を守る、極めて重要な存在であること、加えて、近年は大規模災害や国際平和維持活動など、様々な場面でも活躍されています。相談員の皆様のお陰もあり、令和6年度は市内から3名の方が入隊されたと報告をいただきました。

11月14日（金曜日）、こども美術展覧会 in KAZO 2025表彰式に出席しました。

特別賞を受賞された児童生徒のみなさん、おめでとうございます。実は、この美術展は、当時私が副市長だった時に始まったものです。加須・騎西・北川辺・大利根の合併を記念して始まった取組の一つで、その歩みに関わったことを思い出しながら、今もこうして様々な方々の力によって、美術展が続いていることを感慨深く出席させていただきました。「人はパンのみにて生くるものにあらず」聖書に出てくる言葉ですが、この言葉の意味は、人はご飯を食べてお腹がいっぱいになるだけでは、豊かとは言えない。食べ物で体は満たされますが、心は満たされません。絵を描いたり、音楽を聴いたり、映画を観たり、旅行に行ったり、動物を飼ったりするなど、自分の楽しみを見つけて心を満たすことが、人生には必要であるいう意味です。今後も、この美術展が継続され、鑑賞した多くの人たちの心をより豊かにすることを願っています。本日は、誠におめでとうございます。