加須市議会基本条例の事業評価について

更新日:2022年12月13日

 

加須市議会では、平成30年7月に制定した加須市議会の最高規範である加須市議会基本条例第32条第1項の規定に基づき、議会改革の継続的な取組を進めるにあたり、本条例に基づく活動について事業評価を行いました。

 

1 事業評価方法

事業評価に当たっては、「加須市議会基本条例に係る事業評価実施要領」に基づき、評価を実施しました。

(1)評価体制

〇議会運営委員会6名

委員長 小勝裕真

副委員長 𠮷田健一

委員 竹内政雄、大内清心、関口孝夫、佐伯由恵

〇議長 栗原 肇

※議長はオブザーバーとして会議に出席

(2)評価の進め方

〇前文及び全33条について1条ずつ評価を行った。

〇評価の段階は、A、B、Cの3段階で評価した。

〇評価に際しては、その評価の内容や理由等を記載した。

〇評価については、事業評価結果表により行った。

〇コロナの影響により、やむを得ず事業の実施に至らなかったものについては、
評価の対象外とし、その旨を記載した。

【評価の段階】

A:達 成 ・・・ 当該条項は概ね(8割程度)その目的を達成した。

B:一部達成 ・・・ 当該条項は一部(5割程度)その目的を達成した。

C:未 達 成   ・・・ 当該条項は、目的を達成できなかった。(3割以下)

-:対 象 外 ・・・ 当該条項は、評価の対象外とする。

 

2 事業評価結果

(1) 各評価区分(A、B、C)ごとの総数及び割合

評価区分

評価区分総数

評価区分割合

A

18

72.0%

B

3

12.0%

C

4

16.0%

合 計

25

100.0%

※前文、第1条から第4条まで、第31条、第32条第2項及び第33条は、評価の対象外
※第11条については、当該規定に係る案件がなかったため、対象外
※第16条については、新型コロナウイルス感染症の影響により実施できなかったため、対象外

(2) 評価区分「B」の主な内容

1. 共生社会の推進(第9条)

主な取組実績のとおり推進したものもある一方、今後の取組予定等にある検討課題もある。

【今後の取組予定等】

・議場に車椅子で入場できるよう、改修することが課題。

・ネット中継時に同時にテロップを入れることや、録画画面に手話通訳者を入れる等を検討課題とする。

2.政策討論等の実施(第14条)

   主な取組実績のとおり実施し、議員相互間の討議を行った。引き続き、行政課題に対し、議員相互間の自由討議に努めていく。

3. 政治倫理(第22条)

    引き続き、各議員が緊張感をもって取り組んでいく必要がある。

(3) 評価区分「C」の主な内容

1. 議会図書室の充実(第21条)
    議会図書室の充実には、市議会での議論とスペースの確保が課題である。
2. 案件が無かったもの
    ・附属機関の設置(第17条)
    ・議員定数(第29条)
    ・議員報酬(第30条)

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