こども基本法が施行されました
こども基本法とは
令和5年4月にこども基本法が施行されました。
これはすべてのこどもや若者が幸せな生活ができる社会を実現するための法律です。
これに則り、社会全体でこどもや若者に関する取組「こども施策」を進めていきます。
こども基本法の基本理念
こども施策はこども基本法の6つの基本理念をもとに行われます。
- すべてのこどもは大切にされ、基本的な人権が守られ、差別されないこと。
- すべてのこどもは大事に育てられ、生活が守られ、愛され、保護される権利が守られ、平等に教育を受けられること。
- 年齢や発達の程度により、自分に直接関係することに意見を言えたり、社会の様々な活動に参加できること。
- すべてのこどもは年齢や発達の程度に応じて、意見が尊重され、こどもの今とこれからにとって最もよいことが優先して考えられること。
- 子育ては家庭を基本としながらそのサポートが十分に行われ、家庭で育つことが難しいこどもも、家庭と同様の環境が確保されること。
- 家庭や子育てに夢を持ち、喜びを感じられる社会をつくること。
子どもの権利条約(児童の権利に関する条約)
こども基本法は、子どもの権利条約を踏まえて定められています。
子どもの権利条約はこどもの基本的人権を国際的に保障するためにつくられたもので、世界中のこどもたちが守られるべき権利について定められています。
子どもの権利条約には4つの原則があります。
- 生命、生存及び発達に対する権利
- こどもの最善の利益
- こどもの意見の尊重
- 差別の禁止
こどもの意見の反映について
こども基本法は国や地方自治体がこども施策を策定し、実施し、評価するに当たって、こども施策の対象となるこどもやその保護者の声などの意見を反映させるためのしくみをつくることを定めています。
これに則り、加須市も次のような方法でこどもや若者のみなさんの意見を聴き、こども施策に反映していきます。
- インターネットを使ったアンケートを実施すること
- 行政の職員が直接会って意見を聴くこと
- 審議会などへこどもや若者の参画
- こどもや若者を対象としたパブリックコメントの実施
(規則などを決めるときに広く意見を募集すること)
こども家庭庁のホームページに詳しい内容やこどもも分かりやすい内容が載っていますので、是非ご覧ください。
この記事に関するお問い合わせ先
こども局 子育て支援課(本庁舎5階)
〒 347-8501
埼玉県加須市三俣二丁目1番地1
電話番号:0480-62-1111(代表) ファックス番号:0480-61-3471
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更新日:2025年06月06日