平成29年度予算

“協働による人も地域も元気な加須市づくり”を推進していく予算

加須市は合併から7年が経過し、市民の皆さんとの絆を大切にしながら、協働による新市の土台づくりは順調に進んできました。

そうした中、少子化に伴う人口減少が年々顕著になるとともに、長寿化の進展による人口構造の変化等も考慮すると、移住・定住促進などの人口減少対策、済生会病院の誘致をはじめとした今後の医療体制の確保、社会保障制度の問題や公共施設の適正管理・インフラの老朽化対策等、新たな課題への対応が必要となっています。

こうした状況を踏まえ、平成29年度予算は、昨年度改訂した「総合振興計画」と、「総合振興計画後期基本計画」及び「まち・ひと・しごと創生総合戦略」に位置付けた取組を積極的に展開していく予算として、特に、5つを重点的に取り組むものとし、加須市の将来都市像である「水と緑と文化の調和した元気都市 かぞ」の実現に向け、総合振興計画に位置付けた45施策、757事業を実施していくものです。

また、財政運営については、「収支の均衡」、「債務残高の圧縮」、「将来への備え」の3つを基本姿勢とし、引き続き効率的かつ効果的な施策・事業の実現を図っていきます。

予算の編成にあたっては、まちづくりの基本理念である「協働によるまちづくりの推進」に基づいて、市民の皆さんと行政の具体的な役割や責務に関する理解を深めながら各種の行政課題の解決に取り組み、加須市に関わりを持つ全ての関係者の「絆」を基礎に、参画と協働による“ワンランクアップ”のまちづくりを推進するとともに、限られた財源を有効活用すべく、各事業にあたっては、加須市独自の行政評価システムである「加須やぐるまマネジメントサイクル」による施策評価と事業評価を適正に行い、事業の整理・統合（組み替え）を実施し、その効果が十分発揮できるよう事業別予算の徹底を図りました。

詳細につきましては、下記の関連書類を参照してください。