平成30年度予算

“安心、安全で快適な加須市づくり”を推進していく予算

加須市は、合併以来、新市としての一体感を醸成し、「絆」を大事にした市民の皆さんとの協働によるまちづくりに取り組んできました。

このような中、更に進行する人口減少、少子化、長寿化に伴う人口構造の変化等は、本市においても例外ではなく、財政面において大きな影響を及ぼしつつあります。また、移住・定住促進などの人口減少対策、子ども・子育て支援対策、社会保障対策や公共施設の再整備等の継続的な課題への対応も必要となっています。

こうした状況を踏まえ、平成30年度予算は、「総合振興計画後期基本計画」及び「まち・ひと・しごと創生総合戦略」に位置付けた取組を積極的に展開し、済生会新病院の加須市への立地実現の推進をはじめ、未来につながる加須市づくりを推進する予算として、特に、5つの視点に重点を置きつつ、本市の将来都市像である「水と緑と文化の調和した元気都市 かぞ」の実現に向け、総合振興計画に位置付けた45施策、748事業を実施するものです。

また、財政運営については、「収支の均衡」、「債務残高の圧縮」、「将来への備え」の3つを基本姿勢とし、引き続き効率的かつ効果的な施策・事業の実現を図っていきます。

予算の編成にあたっては、まちづくりの基本理念である「協働によるまちづくり」に基づき、市民の皆さんと行政の具体的な役割や責務を分かち合いながら各種の行政課題の解決に取り組み、加須市に関わりを持つ全ての関係者の「絆」を大事に、参画と協働による“ワンランクアップ”のまちづくりを目指すとともに、限られた財源を有効に活用すべく、各事業にあたっては、本市独自の行政評価システムである「加須やぐるまマネジメントサイクル」による施策評価と事業評価を適正に行い、事業の整理・統合（組み替え）を実施し、その効果が十分発揮できるよう事業別予算の徹底を図りました。

詳細につきましては、下記の関連書類を参照してください。