こいのぼりのまち加須

更新日:2021年05月06日

加須のこいのぼりの歴史

加須のこいのぼりは、明治の初め、提灯や傘の職人が副業として始めたもので、当時はお雛様なども手掛け、季節の際の物を扱うという意味で"際物屋"と呼ばれる店で造っていました。それがこいのぼりの専門店になったのは、大正12年の関東大震災の後、東京近郊の際物屋が激減し、浅草橋の問屋が加須の際物屋に仕入れに来てその品の良さに感心し、注文が殺到するようになってからだそうです。第二次世界大戦前には、生産量日本一となりました。 時代が移り変わり、高度成長期になると、人件費が高くなって職人が減り、こいのぼりのほとんどは、化学繊維のプリントのものとなりました。 

市内のこいのぼり店

 加須市内でこいのぼりを製造している会社は下記の3社になりますが、一つの地域に複数の製造メーカーが存在しているのは、全国的にも加須市だけと言わています。このことからも、加須市が全国有数のこいのぼりの産地と言われている由縁となっております。

  • 株式会社 佐藤丑五郎商店(吉月会館)   商品名:旭鯉のぼり
    住所:〒347-0055 加須市中央2丁目6-13
    電話:0480-62-0202
  • 有限会社 原田光三商店 商品名:光鯉
    住所:〒347-0068 加須市大門町16-24
    電話:0480-61-0313  
  • 株式会社 松本 商品名:旭天竜鯉のぼり
    住所:〒347-0044 加須市礼羽151-2
    電話:0480-62-1188  

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〒 347-8501
埼玉県加須市三俣二丁目1番地1
電話番号:0480-62-1111(代表) ファックス番号:0480-62-1934
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