感震ブレーカーについて

更新日:2017年12月20日

感震ブレーカーとは

感震ブレーカーとは、地震の揺れをセンターが感知し、あらかじめ設定しておいた震度以上の場合に「配線用ブレーカー又は漏電ブレーカー等」を遮断する器具をいいます。

感震ブレーカーの設置は、地震の揺れに伴う電気機器からの出火や停電が復旧した時に発生する火災を防ぐのに有効です。

感震ブレーカーの種類と特徴

感震ブレーカーには様々なタイプがあり、機能もそれぞれ異なるため、状況によって設置するものを選ぶことができます。

分電盤タイプ

特徴

分電盤に内蔵されたセンサーが一定の震度を感知するとブレーカーを落とし、電気を遮断するタイプで、 内蔵型と後付型があります。

分電盤タイプの参考写真

工事

電気工事が必要

価格

内蔵型:約5~8万円(標準的なもの)

後付型:約2万円

コンセントタイプ

特徴

コンセントに差し込むタイプと、既存のコンセントと取り替えて埋め込むタイプがあり、センサーが地震による揺れを感知してブレーカーを落とし、電気を遮断します。

コンセントタイプの参考写真

工事

電気工事を必要とする場合があります。

価格

約5,000円~2万円

(建物全体に設置した場合は高価となります)

簡易タイプ

特徴

ブレーカーに直接取り付けるタイプであり、地震による揺れによって重りが落下したり、バネが作動することでブレーカーを操作し、電気を遮断します。

簡易タイプの参考写真

工事

電気工事は不要

価格

3,000円~4,000円程度

感震性能にやや劣り、自分自身で取り付けるため、設置方法によって作動にばらつきが生じるおそれがあります。

設置にあたっての注意について

分電盤タイプなどのように、地震発生時に家庭内の全ての電気を遮断するものについては、医療機器などへの影響が考えられますので、設置にあたっては注意が必要です。 夜間に地震が発生した場合に照明が消えることで、屋外への迅速かつ安全な避難の妨げになることも考えられますので、非常灯を準備しましょう。

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環境安全部 危機管理防災課(本庁舎2階)

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電話番号:0480-62-1111(代表) ファックス番号:0480-62-1934
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