対戦ゲームによる認知症予防の効果について
対戦ゲームの教室を実施しました
近年、高齢者のゲーム体験が認知機能の維持・向上に役立つことが研究によりわかっています。
加須市では、包括連携協定を結ぶ平成国際大学スポーツ健康学部の水國照充教授と共に、令和5年8月から9月にかけてシニア&ミドル世代向けのゲームを用いた対戦形式の交流教室を行いました。
教室の様子
教室には60代~80代の12名の市民が参加し、3つのグループに分かれ、学生サポーターに説明を受けながら対戦ゲーム(ぷよぷよeスポーツ)に取り組みました。
4人一組で全8日間、ゲームに取組みました ©SEGA
教室前後で認知検査を行い、変化を確認しました
教室の効果について
教室前後で認知機能に関する検査(Trail Making Test 日本版、新ストループ検査2.)を実施しました。
その結果、ゲームを用いた対戦形式の交流教室に参加することで、認知機能の向上、主に注意機能の向上が示唆される結果となりました。
また、教室前後で行ったTDMS-ST二次元気分尺度では、活性度や快適度が高まった人が12名中9名いる結果となりました。
教室終了後の活動について
教室終了後に教室の継続希望があったため、現在は自主的な活動ができるように活動支援をしています。令和6年4月からは、市の介護予防事業の一つであるふれあいサロン(通いの場)の活動グループに登録し、自主グループとして活動する予定です。
この記事に関するお問い合わせ先
健康スポーツ部 いきいき健康医療課(加須保健センター内)
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埼玉県加須市諏訪1丁目3番地6
電話番号:0480-62-1311 ファックス番号:0480-62-1158
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更新日:2024年04月01日