【特定外来生物】アライグマにご注意ください

更新日:2024年04月22日

アライグマやハクビシンにご注意下さい

近年、埼玉県内でもアライグマやハクビシンが急激に増え、農作物や生活環境等に被害が発生しています。

加須市でも各地域においてイチゴやイチジク等の農作物被害や、屋根裏に住み着く等といった生活環境被害が見受けられ、今後の被害拡大が心配されます。

アライグマとは

  • 原産地: アメリカ、カナダ、メキシコ
  • 頭胴長(頭からおしりまで): 50~70センチメートル
  • 体重: 6~10キログラム

一見可愛らしいアライグマですが、見かけによらず凶暴で、鋭い歯を持っています。狂犬病等のウイルスを持っている可能性があるので、むやみに手出しをするのは危険です。

ハクビシンとは

明治以前から日本での生息が確認されている動物です。

  • 頭胴長(頭からおしりまで): 50~60センチメートル
  • 尾長: 約40センチメートル
  • 体重: 2~3キログラム

「白鼻芯」の名前のとおり、額から鼻にかけて白い線があり、頬も白いです。

農作物の被害

アライグマやハクビシンは雑食性で、農作物では特に梨、ブドウ、イチゴ、トウモロコシ等の糖度の高いものを好みます。

家屋への被害

夜行性で、昼間は木の洞や民家の屋根裏、神社や寺の天井、廃屋、倉庫、側溝等に棲みつくといわれています。屋根裏に住み着くと糞尿により異臭やダニが発生し、不衛生な状態となります。

被害時の対応

農作物の被害を受けた時は、市農業振興課へ、生活環境の被害を受けた時は、市環境政策課へご連絡下さい。

個人で捕獲わなの設置には資格等が必要となります。

市では資格をお持ちでない方に捕獲わなの貸出・設置をしています。(回収含)
希望者はご連絡下さい。(原則8日間)

※数に限り有、順番にご案内となります。

連絡先: 環境政策課または各総合支所地域振興課

 

地域ぐるみでの被害防止

鳥獣による被害防止対策の基本は、生ごみを放置しない、利用しない果実を放置しない等、餌となるものを放置しないことです。

また、廃屋を解体する、遊休農地を解消する、屋根裏に侵入しないように網を掛ける等棲み処となる場所の解消を行なうことが重要です。 アライグマやハクビシンの被害が拡大するのを防ぐには、早めの対策が必要です。

足跡や物音、農作物被害等にお気づきの点がありましたら、ご連絡願います。

アライグマの写真

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この記事に関するお問い合わせ先

環境安全部 環境政策課(本庁舎2階)

〒 347-8501
埼玉県加須市三俣二丁目1番地1
電話番号:0480-62-1111(代表) ファックス番号:0480-62-1934
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