令和6年6月
広報かぞ『市長コラム』6月分
最近「消滅可能性都市」や「少子化」が話題ですが、加須市ではどうでしょうか?
この15年で人口は11万7千人から11万2千人へ約5千人減りましたが、令和4年度は283人増加、5年度は115人の減少でした。人口は、出生数より死亡数が多いと自然減となり、転出数より転入数が多いと社会増となります。5年度の市の出生は549人、死亡は1401人で852人減、一方、転入は4800人、転出は4063人で737人増、合計115人の減少でした。本市の社会増の要因は子育て世代と外国人の転入です。
令和6年4月1日現在、0歳は561人、18歳の成人は1006人、同い年が一番多いのは74歳で1992人。今、節目の85歳は628人ですから10年後は3倍となります。医療や介護のニーズの増大が懸念されます。皆さんが元気で長生きしていただけるような健康づくり施策が要の一つです。
また、10年前の0歳は687人、10年後の今、10歳は818人で、同級生が131人増加!乳幼児や10代では、この10年間同級生が増えてきています。これは転入増によるもので、当然その親世代の40歳前後も増えています。
そうした方々に会うたびにお尋ねすることは、「YOUはなぜ加須市に?」。うれしいことに、多くの答えは「子育て環境」です。
引き続き、健康づくりや子育て支援に磨きをかけていきます。

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更新日:2024年06月05日