令和6年2月

広報かぞ『市長コラム』2月分

日本酒離れが叫ばれて久しいこの頃ですが、全国に酒蔵は1000蔵以上あり、県内には32蔵、そして加須市には釜屋と清水酒造の2蔵があります。また「米どころ」加須には酒米生産に適した土地の恵みがあり、加須市酒米生産者協議会による酒造好適米「山田錦」や「五百万石」の生産も盛んです。そして、豊かな利根川の伏流水もあります。そうした米、水、蔵、気候風土、伝統文化など土地に根差したオール加須の酒が釜屋の「加須の舞」であり、清水酒造の「きさいの穣」なんです。

オール加須の酒を造りたいという話が、小売酒販組合の故西河組合長から当時副市長の私に持ち込まれた時のことはとてもよく覚えています。やりましょう！となりました。加須の舞の最初のボトルラベルは、イラストレーターで観光大使の小春あやさんに神楽を描いてもらいました。

また、市内にある平成国際大学女子硬式野球部が田植えから稲刈りまで携わる純米大吟醸酒「明軽」も評判を呼んでいます。

昨年末の12月市議会では、乾杯条例が議員提案され議決されました。

ぜひ、家族と、職場や地域の仲間と加須の酒で乾杯しましょう！

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