市長就任式

更新日:2022年04月28日

令和4年4月25日(月曜日)

皆様、こんにちは。

第4代の加須市長に就任をいたしました角田守良です。

本日は、先程お言葉をいただきました新井市議会議長様をはじめ市議会議員の皆様、私の後援会をはじめ多くの市民の皆様、そして、部長、副部長級の職員の皆様には、お集まりをいただきまして、誠にありがとうございます。

また、先ほどは、1階の正面玄関で、初登庁の歓迎をいただき、大変ありがとうございました。

 

事前に職員から、玄関の手前の方で車を止めるので、降りてゆっくり長く歩いていただきたいとの話があり、屋根がないところとなりますので、本当に晴れて良かったなと思ったところであります。

 

就任に当たりまして、一言、私のまちづくりの考え方を申し上げます。

数多かった街頭演説でも申し上げてきた内容でございます。

 

市には、行政には、実に様々な仕事があります。

分野で言っても、教育、福祉、環境、健康づくりや地域医療、子育て支援もそうです。さらに、農業・工業・商業といった産業の振興も、道路や水路の整備も、上下水道、そして、万一の時には危機対策も、シニアも若者も、子育て世代も、障がいのある人もない人も、およそ赤ちゃんからお年寄りまで、全ての市民の暮らしを支えるのが行政の仕事です。その全分野には750本もの事業もございます。

そのような中、私の考えるまちづくりの主なキーワードは、それらをまとめて3つ、「安全、安心、未来」です。

 

まず、1つ目に「安全」。

利根川や渡良瀬川といった大河を抱えて、幾筋もの河川や水路が横断をしている加須市にとって、外水(がいすい)・内水(ないすい)を問わず、治水対策は最優先課題です。

近年の発生予測からは震災対策もまた重要課題でもあります。

さらには、通学路をはじめとした交通安全対策、防犯対策、そして、コロナ対策など、市民の皆様の安全を守ってまいります。

 

2つ目に「安心」。

日本経済新聞社の調査で、加須市が介護や高齢化への対応度で県内ナンバーワンになったのは、令和2年です。高齢化の中で元気な高齢者をもっと増やし健康寿命を延ばすこと、これは必須の課題です。

また、きめ細かな切れ目のない独自の子育て支援策、これで子育て世代に選ばれる街となっていますが、0歳児から5歳児や、その保護者のいわゆる「子育て世代」が増加して、社会増がプラスになったのは、平成28年でした。その後もプラスは維持していますが、もっともっと充実を図って、呼び込んでまいりたいと思います。

さらには、この6月に、済生会加須病院がオープンします。市内医療機関と、より緊密な連携、役割分担、これによって地域完結型医療が構築されます。

そうした、福祉のまち、子育て支援のまち、地域完結型医療のまちとして、市民の皆様の安心を支えます。

 

3つ目に「未来」。

各方面で厳しい経営環境に直面をしています。

時代の変化に対応した新しい農業の展開、立地ポテンシャルを生かした優良企業の誘致、意欲ある方の創業や起業の支援、商店街の活性化など、さらに取り組んでまいりますとともに、都市の顔となる新しい街づくり、それから東西南北の交通ネットワークの整備などを進めてまいります。

未来を担う子ども達、この学びの環境を整えていくこと、これも重要課題です。

また、コロナ禍で足踏みしている伝統行事やスポーツ、文化活動、これらの再生にも取り組んでまいります。

 

大橋市政の「継承」から「もっともっと」へ、さらには「革新」へと加速をさせてまいります。

 

時代は常に回っています。変化しています。近い将来、激動の時代を迎えるかもしれません。

ダーウィンは「進化論」の中で言いました。

『強いものが生き残るのか? 否!』

『では、賢いものが生き残るのか? 否!』

『変化に対応できるものだけが生き残るのだ!』 と。

 

最後に、私の安全、安心、未来のまちづくりの根底に流れるもの、それは「かぞ愛」です。

人も物も地域も、全ての加須を愛する心です。

 

どこも取り残さない、誰も置き去りにしない、希望の未来のために、市民の皆様の幸せのために、国・県、そして、市議会とも連携を図りながら、是非私と一緒にまちづくりに取り組んでまいりましょう。

 

どうぞよろしくお願いいたします。

ありがとうございました。

 

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