土地区画整理事業の概要

更新日:2023年05月30日

土地区画整理事業とは

整備が必要とされる市街地においてその一定の区域内で、土地所有者等からその所有土地等の面積や位置などに応じて、少しずつ土地を提供してもらい、これを道路・公園などの公共施設用地に充て、これを整備することにより残りの土地(宅地)の利用価値を高め、健全な市街地とする事業です。

土地区画整理事業のしくみ

  1. 土地区画整理事業は、道路、公園、河川等の公共施設を整備・改善し、土地の区画を整え宅地の利用の増進を図ります。
  2. 公共施設が不十分な区域では、地権者からその権利に応じて少しずつ土地を提供してもらい(減歩)、この土地を道路・公園などの公共用地が増える分に充てる他、その一部を売却し事業資金の一部に充てる事業制度です。
    (公共用地が増える分に充てるのが公共減歩、事業資金に充てるのが保留地減歩) 
  3. 事業資金は、保留地処分金の他、公共側から支出される都市計画道路や公共施設等の整備費(用地費分を含む)に相当する資金から構成されます。
    これらの資金を財源に、公共施設の工事、宅地の整地、家屋の移転補償等が行われます。 
  4. 地権者においては、土地区画整理事業後の宅地の面積は従前に比べ小さくなるものの、都市計画道路や公園等の公共施設が整備され、土地の区画が整うことにより、利用価値の高い宅地が得られます。

土地区画整理事業の効果

  1. 整備前の権利を保全しながら事業を行うため、長年地元で培われてきた地域のコミュニティーがそのまま生かされます。
  2. 曲がりくねった道路やすれ違いができなかった道路が、安全で快適な道路に生まれ変わります。
  3. 子供の遊び場や憩いの場としての公園が確保されます。
  4. 地域内のすべての宅地が、道路に面し形の整った利用しやすいものとなり、境界も明確になります。
  5. 上・下水道やガスなどの供給処理施設を一体的に整備することができます。

加須市の土地区画整理事業一覧

事業名称 施行者 事業年度 区域面積 施行状況
三俣土地区画整理事業 加須市 昭和41年~昭和44年 19.9ヘクタール 施行済
久下土地区画整理事業 加須市 昭和44年~昭和46年 31.8ヘクタール 施行済
加須工業開発土地区画整理事業 埼玉県 昭和42年~昭和46年 57.8ヘクタール 施行済
花崎土地区画整理事業 加須市 昭和47年~昭和62年 82.2ヘクタール 施行済
久下第二特定土地区画整理事業 加須市 昭和52年~平成元年 37.4ヘクタール 施行済
不動岡土地区画整理事業 加須市 昭和52年~平成24年 14.6ヘクタール 施行済
花崎駅北特定土地区画整理事業 住宅都市整備公団 昭和53年~昭和63年 52.5ヘクタール 施行済
加須大利根土地区画整理事業 加須市(共同)
住宅都市整備公団
昭和55年~昭和61年 97.4ヘクタール 施行済
三俣第二土地区画整理事業 加須市 昭和60年~平成27年 38.0ヘクタール 施行済
川口土地区画整理事業 加須市 昭和61年~平成7年 77.5ヘクタール 施行済
加須インター周辺土地区画整理事業 区画整理組合 平成 5年~平成9年 33.7ヘクタール 施行済
野中土地区画整理事業 加須市(大利根町) 平成13年~ 63.5ヘクタール 施行中
栗橋駅西(大利根地区)土地区画整理事業 加須市(大利根町) 昭和61年~平成28年 39.1ヘクタール 施行済
新道上土地区画整理事業 区画整理組合 平成17年~平成19年 2.7ヘクタール 施行済
騎西第一土地区画整理事業 加須市(騎西町) 昭和46年~昭和51年 28.2ヘクタール 施行済
騎西第一土地区画整理事業(第二工区) 加須市(騎西町) 昭和47年~昭和52年 11.1ヘクタール 施行済
騎西工業団地土地区画整理事業 加須市(騎西町) 昭和51年~昭和63年 35.5ヘクタール 施行済
根古屋・外川土地区画整理事業 加須市(騎西町) 昭和57年~平成9年 35.3ヘクタール 施行済
正能・戸崎土地区画整理事業 個人 令和元年~令和4年 5.3ヘクタール 施行済

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都市整備部 都市計画課(本庁舎2階)

〒 347-8501
埼玉県加須市三俣二丁目1番地1
電話番号:0480-62-1111(代表) ファックス番号:0480-62-62-1934​​​​​​​
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