病院を核とした加須駅周辺の新たなまちづくり構想

更新日:2023年12月07日

都市と農村が調和する田園都市として、「加須らしさ」や「加須ならでは」の魅力あふれる新しいまちづくりを、埼玉県済生会加須病院の立地を起爆剤(きっかけ)として加須駅周辺で取り組むため、「病院を核とした加須駅周辺の新たなまちづくり構想」を策定しました。

策定に当たり、市民の皆様や各種関係団体などたくさんの方々からご意見をいただきました。ご意見をお寄せくださいました皆様、ご協力ありがとうございました。

構想について、詳しくはこちらまたは「関連ファイル」をご覧ください。

3つの要素を融合した加須ならではのまちづくり「かぞ版スーパーシティ」

構想では、ウェルネス(躍動的)、スマート(先進的)、レジリエンス(持続的)の3つの要素を融合し、「誰もが住み続けたいと思えるまちの創造」をコンセプトとしています。

対象となる範囲は、加須駅の南側に広がる市街化調整区域のうち、県道加須菖蒲線、県道礼羽騎西線、上青毛南堀に囲まれたエリア(図の青実線)と加須駅から徒歩10分圏のエリア(図の赤破線)で、4つのゾーンに分けて新たなまちづくりを推進します。

また、まちづくりによる効果を市域全体に波及させることによって、「かぞ版スーパーシティ」の実現を図ります。

対象エリアのゾーニング

優先的まちづくりゾーン
駅、バスなどの交通利便性が高いことから、民間活力を活用し、先行して整備を進めます。
【望まれる機能や施設】
都市公園、調整池公園、食の駅、複合商業施設、医療関連施設、体験型農園 など

一体的まちづくりゾーン
優良農地が広がることから、地域農業の活性化など、優先的まちづくりゾーンと一体的に進めます。
【望まれる機能や施設】
有機農業拠点、スマート農業(次世代型農業)拠点、営農型太陽光発電(ソーラーシェアリング)拠点 など

段階的まちづくりゾーン
大雨で水が溜まりやすい区域で、対策のため多額の整備コストが懸念されることから、慎重に検討を進めます。
【望まれる機能や施設】
緑豊かな景観資源を活用した機能 など

まちなかにぎわい創出ゾーン
新たなまちづくりによる波及効果を活かして、既存中心市街地の活性化や居住促進を図ります。
【望まれる機能や施設】
加須市医療診断センター跡地活用、既存中心市街地を活用する仕組み など

交通ネットワーク軸
新たな人・モノの流れに対応する機能の充実や導入によって新しいまちづくりを支える交通ネットワークを構築します。
【望まれる機能や施設】
南北を結ぶ幹線道路、新たな人流に対する公共交通、自動運転移動サービス、観光ネットワーク、サイクリングロードや散策路 など

今後の取組

構想の実現には、市民の皆様や各種関係団体など、多くの方々のご協力はもとより、まちづくりの原動力となる民間活力の活用が必要となることから、まちづくりの方向性を共有しながら構想に沿った事業化への取組を進めていきます。

関連ファイル

関連リンク

この記事に関するお問い合わせ先

都市整備部 スーパーシティ推進課(本庁舎2階)

〒 347-8501
埼玉県加須市三俣二丁目1番地1
電話番号:0480-62-1111(代表) ファックス番号:0480-62-1934
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