学校の特色

～教科教室制～

生徒達は授業ごとに、教科専用の教室に移動し授業を受けます。それぞれの教科に必要な設備・備品が整った専用の教室で授業を行うことにより、高い学習効果が得られます。生徒自身も、教室が変わることにより気持ちを切り替えて授業に臨むことができます。このことにより生徒の主体的な学ぶという学習姿勢が育つことを期待しています。

教室は、理科、音楽、美術、技術・家庭科などの従来からある特別教室だけではなく、国語、数学、社会、英語、保健体育の教科も教室を持っています。（ホームルームを兼ねる）。また、1時間ごとに移動するため、動線（移動距離）を短くする設計になっています。

ゆとりある空間！！

～学習の場、生活の場～

学校は、学習の場でもあり、生活の場でもあるため、ゆとりをもって生活できるスペースを随所に設けています。1階から3階までにラウンジ、メディアコーナーを配置し、休憩の場と学習の場の両方の機能を持たせています。

3階にはノートパソコンが常設されたコンピュータ室や各種の集会を行うことができる多目的ホールがあります。図書コーナーも設けられており、授業はもとより個人の調べ学習やグループ学習、学年集会と幅広く利用されています。

～教師と生徒の共学共生の場～

従来の職員室の代わりに、2階中央部に「学習センター」があります。広いオープンスペースを低いパーテーションだけで区切られた開放的な空間であり、必要に応じて教師に関わるとき入りやすい空間になっています。 生徒が気軽に足を運んで教師と明るい雰囲気でコミュニケーションを図り、教師側も積極的にその輪にとけ込んでいき、教師と生徒がひとつになって、「共学共生」の芽を育てていく場です。また、従来の職員室の機能を持たせた研修室が別にあり、こちらで会議や研修会等が行われています。

赤、青、緑、の机と椅子！！

～フレキシブルな設備、家具～

各教室の机・椅子は、加須市の鯉のぼりの色彩を基調にデザインされ教科の特性に応じて色分けされています。

★  国語・英語の教室・・・・・赤（感情を高めるイメージ）

★  数学・社会の教室・・・・・青（思考を高めるイメージ）

★  理科・体育の教室・・・・・緑（安全性をイメージ）

★  家庭科・美術の教室・・・無し（清潔感をイメージ）

家具は、機能性、強度、デザイン、色彩、いずれも生徒達の使用に耐えられるよう、デザイン会社に依頼して作った特別仕様です。たとえば、背の部分に持ち運びやすいように穴があいている椅子や上部を布張りにし掲示板として利用できるようにしてある収納ケース、収納を考えたスタッキングチェアーなどがあります。