地震が起きたら

更新日:2017年12月20日

知っておきたいその時の行動

  1. 身の安全から
    家具などの転倒によりケガをしてしまうと、火の始末や避難行動をとれなくなります。留め金などでしっかり固定しておきましょう。
  2. グラッと感じたら火の始末 
    グラッときたら、すばやく火の始末をしましょう。火元の付近に燃えやすいものを置かないなど日頃からの習慣も大切です。 
  3. 出口の確保 
    震動によって窓や戸が開かなくなり、避難できなくなる恐れがあるので、逃げ口の確保をしましょう。  
  4. 火が出たらすばやく消火 
    万一出火しても初期なら慌てずに消火しましょう。定期的な消火器の点検を忘れずに。  
  5. あわてて外に飛び出さない 
    屋内の方が安全なこともあるので、火の始末と身の安全を確保したうえで様子を見ましょう。  
  6. 避難経路は複数確保 
    避難場所へ移動する際は、自分勝手な行動をとらず、集団で行動しましょう。また、避難先へは徒歩で。
  7. ブロック塀や自動販売機などからすばやく離れる 
    ブロック塀や自動販売機は倒れる可能性があります。すばやく離れましょう。  
  8. 協力し合って応急救護 
    多くの負傷者が出た場合、病院での手当ても限界になります。地域全体で協力し合って応急救護の体制をつくりましょう。
  9. 正しい情報はひとつ 
    非常時には間違った情報が流れがちです。ラジオ、テレビ等の地震情報および市などからの情報を正しくつかみ、的確な行動をとりましょう。

震度と被害想定

震度と被害想定一覧
震度0 人は揺れを感じない。
震度1 屋内で静かにしている人の中には、揺れをわずかに感じる人がいる。
震度2 屋内で静かにしている人の大半が、揺れを感じる。
電灯などのつり下げ物が、わずかに揺れる。
震度3 屋内にいる人のほとんどが、揺れを感じる。
棚にある食器類が音を立てることがある。
震度4 ほとんどの人が驚く。
電灯などのつり下げ物は大きく揺れる。
座りの悪い置物が、倒れることがある。
震度5弱 大半の人が、恐怖を覚え、物につかまりたいと感じる。
棚にある食器類や本が落ちることがある。
固定していない家具が移動することがあり、不安定なものは倒れることがある。
震度5強 物につかまらないと歩くことが難しい。
棚にある食器類や本で落ちるものが多くなる。
固定していない家具が倒れることがある。
補強されていないブロック塀が崩れることがある。
震度6弱 立っていることが困難になる。
固定していない家具の大半が移動し、倒れるものもある。ドアが開かなくなることがある。
壁のタイルや窓ガラスが破損、落下することがある。
耐震性の低い木造建物は、瓦が落下したり、建物が傾いたりすることがある。倒れるものもある。
震度6強 はわないと動くことができない。飛ばされることもある。
固定していない家具のほとんどが移動し、倒れるものが多くなる。
耐震性の低い木造建物は、傾くものや、倒れるものが多くなる。
大きな地割れが生じたり、大規模な地すべりや山体の崩壊が発生することがある。
震度7 耐震性の低い木造建物は、傾くものや、倒れるものがさらに多くなる。
耐震性の高い木造建物でも、まれに傾くことがある。
耐震性の低い鉄筋コンクリート造の建物では、倒れるものが多くなる。

(気象庁)

「マグニチュード」と「震度」

地震についての情報を聞いていると、「マグニチュード○○」とか「震度○○」という言葉を耳にしたことがあるかと思います。「マグニチュード」は、地震のエネルギーの大きさを表し、「震度」は、各地域での揺れの強さを表しています。一般的に、「マグニチュード」が大きくても震源が遠い場合や深い場合は「震度」が小さく、反対に、「マグニチュード」が小さくても震源が近い場合や浅い場合には「震度」が大きくなります。

加須市の震度

加須市の震度は、埼玉県が県内各市町村に設置(一部は気象庁が設置)した加須市役所及び各総合支所の敷地内の震度計で観測し、その観測データは電話回線で自動的に埼玉県のサーバに送信され、収集した震度情報は、総務省消防庁及び気象庁に自動送信され、気象庁から新聞やテレビ等に公表されています。

この記事に関するお問い合わせ先

環境安全部 危機管理防災課(本庁舎2階)

〒 347-8501
埼玉県加須市三俣二丁目1番地1
電話番号:0480-62-1111(代表) ファックス番号:0480-62-1934
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