渡良瀬遊水地

  渡良瀬遊水地は、関東平野のほぼ中心に位置し、栃木・群馬・埼玉・茨城4県の県境にまたがる面積33平方キロメートル(東京ドームの700倍)の大遊水地です。この遊水地は洪水を防ぐという重要な役割をもっているだけでなく、貯水池によって供水調節力を高め、生活用水・農業用水・水不足の解消・川の流れを保つために役立っています。そして本来の低地の自然環境が保全されており、緑豊かで広大なヨシ原が広がっています。そこには多くの植物・昆虫・鳥たちがいて、植物観察やバードウォッチングに最適です。  

渡良瀬遊水地の上空からの写真
渡良瀬遊水地に浮かぶヨットやカヌーの写真

渡良瀬遊水地の紹介

マップ遊水地の地図

  渡良瀬遊水地は大きく分けて5つのゾーンで構成されています。

  • 湖ゾーン
  • 親水多目的ゾーン
  • 子供広場ゾーン
  • 史跡保全ゾーン
  • スポーツゾーン

湖ゾーン

ヨットの写真

海のない埼玉県にありながら、ここでは広い湖と親しみ、いろいろな水上スポーツや釣りが満喫できます。

北ブロック
多目的に一般利用できます。ヨット・ウィンドサーフィン・カヌー等(釣り禁止)

水辺で遊ぶ親子の写真

谷中ブロック
えさ釣り場地域。ヘラブナ・マブナ・コイ・レンギョ・アユが釣れます。

南ブロック
ルアー・毛ばり釣り場地域。中堤より200メートルの区域では、漕艇場として利用できます。   
ボート等は日々持込み持出しとし、放置・係留は禁止。エンジン付船禁止。

親水多目的ゾーン

多目的広場の写真

多目的広場があり、各種イベントに利用できます。

子供広場ゾーン

子供広場での家族の写真

子供たちが自然に触れ、のびのびと走り回ることができる広場です。
ピクニック・バーベキュー・インラインスケート・たこ揚げなどが楽しめます。
バーベキューは自転車貸出所で受付し、子供広場の指定された場所で行います。

レンタサイクルを乗る人たちの写真

谷中湖子供広場レンタサイクルセンター

  •  大人
    1日:600円
    4時間以内:400円
    2時間以内:300円
  •  小人
    1日:300円
    4時間以内:200円 

史跡保全ゾーン

史跡保全ゾーンの写真

谷中村の水塚や史跡があります。
役場跡・雷電神社・延命院跡・谷中墓地などの旧跡をめぐりながら、4コースの遊歩道をハイキングできます。 

スポーツゾーン

野球場の写真

ここには野球場2面・サッカー場2面・テニスコート4面、多目的グラウンドがあり、マラソン大会などのメイン会場として使われる下宮橋グラウンドもあります。

渡良瀬総合グラウンドの詳細は、下記リンクをご覧ください。

パークラン情報

開催情報は下記のファイルをご覧ください。
令和元年9月7日(土曜日)から毎週土曜日開催予定です。
是非ご参加ください。

道の駅かぞわたらせ 【近隣施設】

スポーツ遊学館の写真

道の駅かぞわたらせは、加須市の北東端に位置し、主要地方道佐野古河線の沿線で、首都圏のオアシスとなっている渡良瀬遊水地の中央エントランス近くに立地します。
駅内には、物産施設、農産物直売施設、バリアフリー対応トイレなどがあります。
物産施設の屋上展望デッキからは、渡良瀬遊水地が一望でき、その雄大な景色には、しばし圧倒されます。また、ヨット、カヌー、自転車が借りられ遊水地でのスポーツ・レクリエーションを満喫できます。(ヨット、カヌーは団体に限る。

物産販売施設「いな穂」の写真

農産物直売施設では、利根川と渡良瀬川に挟まれた輪中の地・北川辺の肥沃な大地に育まれた「北川辺こしひかり」や北川辺トマト「木甘坊」をはじめとする新鮮な地元農産物が販売されています。また、レストランでは、味が自慢の手打ちそばが好評であり、数多くのリピーターが訪れます。是非、お立ち寄りください。

道の駅かぞわたらせの詳細は、下記リンクよりご覧ください。

渡良瀬遊水地の歩み

田中正造翁

田中正造翁の写真

足尾鉱毒事件の義人として有名な田中正造翁の墓は、正造ゆかりの地・加須市麦倉に建てられています。田中正造は第1回の衆議院総選挙に当選して以来、国会が開かれる度に足尾鉱毒問題を取りあげて、渡良瀬川沿岸の被害農民のための奮闘をつづけました。議員を辞職して被害の惨状を天皇に直訴したエピソードはあまりにも有名です。
その後も谷中や北川辺を遊水池にする計画が浮上すると、廃村に反対する農民を指導して運動を行い、晩年は利根川の治水問題のために奔走するなど、農民のために捧げた一生であったと言われています。
大正2年に激動の人生を閉じた正造は、広域の村民の熱望により分骨されましたが、その1つが北川辺西小学校の隅にひっそりと眠っています。
渡良瀬川・赤麻沼付近にある谷中村(現在の栃木県栃木市藤岡町)は、頻繁に大規模な洪水に見舞われる地域でした。
渡良瀬川上流には足尾銅山があり、明治10(1877)年の機械化による増産で、その鉱毒による被害が渡良瀬川沿岸だけでなく、利根川や江戸川沿いにまで広がり、大きな社会問題となりました。

改修工事の写真

しかし、被害は激化する一方で、有名な川俣事件や、田中正造による「足尾銅山鉱毒事件」を経て、渡良瀬川の改修が計画され、明治44(1911)年に工事に着手しました。その後長い年月をかけて 3次におよぶ開発事業(遊水池化事業:明治44[1911]年~大正11[1922]年/調節池化事業:昭和38年~平成9年/貯水池化事業:昭和51年~平成2年)が行われた結果、渡良瀬遊水地は現在も洪水調節・都市用水の供給・流水の正常な機能の維持のための重要な役割を果たしています。

関連リンク

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更新日:2022年03月15日