観光・スポーツ
渡良瀬遊水地 都心から50キロメートル 関東のどまんなかに広がる大自然
渡良瀬遊水地 ~WATARASE YUSUICHI~
渡良瀬遊水地は、関東平野のほぼ中央、埼玉県(加須市)・栃木県・群馬県・茨城県の4県にまたがっています。
面積は3,300ヘクタールで山手線内側の約半分あり、治水容量は1億7,180万立方メートルあります。
また、ヨシ原は本州では最大級の規模で、植物約1,000種類、鳥類約260種、昆虫約1,700種、魚類約50種が生息・生育している自然の宝庫であり、2012年7月3日、国際的に重要な湿地としてラムサール条約湿地に登録されました。
渡良瀬遊水地ではスポーツも盛んに行なわれています
渡良瀬遊水地では、さまざまなスポーツが行われています。
【スカイスポーツ 】 熱気球(バルーン)、スカイダイビング
【ウォータースポーツ】 トライアスロン、カヌー(注釈)、ヨット
【その他のスポーツ】 サイクリング(注釈)、マラソン、サッカー(注釈)、野球(注釈)
注釈: 上記のスポーツのうち、加須市で行われるもの
渡良瀬遊水地を満喫できるイベント
毎年「渡良瀬遊水地まつり inKAZO」を開催しています。
サイクリングや谷中湖散策ウォークのほか、環境学習やサイクリング関連PRブース、模擬店、ステージイベント、車両展示など盛りだくさんです。
開催時期: 10月第1週日曜日
アクセス
- 車
東北自動車道 加須ICから北へ約25分
- 電車
東武日光線 柳生駅より徒歩約20分
渡良瀬遊水地 都心から50キロメートル関東のどまんなかに広がる大自然 (PDFファイル: 904.1KB)
世界一のジャンボこいのぼり 大遊泳
加須市では、毎年5月3日(祝)に全長100メートルの ジャンボこいのぼりを遊泳しています。
皆さまのご来場をお待ちしております。
会場 利根川河川敷 (入場観覧無料)
遊泳時間 1回目11時30分~ 2回目13時30分~
会場アクセス
- 電車 東武伊勢崎線加須駅北口ロータリーから無料送迎バスをご利用ください。
- お車 東北自動車道加須IC 栗橋久喜方面出口から国道125号を案内表示により走行してください。

イベントの様子
世界一のジャンボこいのぼり 大遊泳 (PDFファイル: 662.6KB)
3歩で3県 三県境
埼玉県・栃木県・群馬県を3歩で巡ろう
三県境は埼玉県加須市(北川辺地域)・栃木県栃木市・群馬県板倉町にまたがり、道の駅かぞわたらせの南東方向約500mの水路にある県境です。
三県境は以前、渡良瀬川の中に位置していましたが、明治時代から大正時代にかけての渡良瀬川の改修工事により、渡良瀬川の河道が変わったために、現在の水路の位置となりました。
平成28年1月から栃木市により測量が実施され、現在の三県境界杭を設置し、3月に栃木市長、板倉町長、加須市長が境界を定めた文書への調印式を行っています。
日本国内に三県境は多数ありますが、平地で尚且つ気軽に足を運べる三県境は非常に珍しく、加須市では「渡良瀬遊水地利活用推進計画」において周辺施設等のネットワークにおいて重要な要素の一つとして位置付けています。
アクセス
三県境へは、東武日光線柳生駅より北東に徒歩約10分、道の駅かぞわたらせ南東に徒歩約10分、渡良瀬遊水地中央エントランスより南に徒歩約5分です。
うどんのまち
全国でも有数のうどんのまち加須市。
加須うどんの特徴は、手打ちならではのコシの強さとみずみずしさ。
古文書によると、300年以上も前から加須のうどん文化は続いており、現在も手打ちうどんを中心に、約60店舗のうどん提供のお店が味に磨きをかけています。
そんなうどんのまち加須市では、6月25日を「加須市うどんの日」とする全国でも珍しい条例を定め、加須市のうどんの魅力を発信しています。
サイクリングのまち
天空の湖も、美味しいグルメも、加須はサイクリング天国だ。
加須には「埼玉のウユニ湖」と呼ばれる渡良瀬遊水地をはじめとした自然が豊富にあります。また、多くのグルメや観光地があり、自然だけじゃないのが加須の魅力。
車や電車での周遊もよいのですが、おすすめしたいのはサイクリング。加須の自然、風、空気をダイレクトに感じながら、身体にも心にもいい時間をきっとお過ごしいただけます。

加須の夏祭り
かぞ どんとこい!祭り
とき 毎年7月中旬の土、日曜日
ところ 加須駅周辺の市街地を中心に開催
内容
- 初日 各町内による神輿の練り歩き(神輿渡御)
- 2日目 各町内の山車の引き廻し
中でも夜8時30分ごろから始まる「ヒッカセ」は、各町内の太鼓連による太鼓の叩き合いで、見ごたえあり!
アクセス
- 電車 東武伊勢崎線加須駅北口下車
- お車 東北道加須ICから「加須・熊谷」方面に国道125号バイパスを直進後約5分「加須市役所(北)」の交差点を左折
主催 加須夏まつり実行委員会
騎西夏まつり
とき 毎年7月の第4土曜日
ところ 騎西商店街通り
内容
- 威勢よく練り歩く大神輿・女神輿
- よさこいソーラン
- 彩の街騎西スタンプ会によるナイトバザール
アクセス
東武伊勢崎線加須駅南口・JR高崎線鴻巣駅東口から両駅間運行の路線バスの臨時バス停「騎西一丁目」または「騎西三丁目」をご利用ください。
主催 騎西夏まつり実行委員会
商工会 Summer Festa
とき 毎年8月第2土曜日
ところ 北川辺総合支所東側職員駐車場
主催 商工会サマーフェスタ実行委員会
内容
- ご当地ヒーロー「稲穂戦隊スイハンジャー」ショー
- 盆踊り
- 大抽選会
- 打ち上げ花火
おおとね商工夏まつり
とき 毎年8月中旬の土曜日
ところ 豊野コミュニティセンター駐車場特設会場
主催 おおとね商工夏まつり実行委員会
内容
- ステージショー
- 模擬店
- お楽しみ大抽選会
- 打ち上げ花火
加須の夏祭り【加須・騎西】 (PDFファイル: 397.2KB)
加須の夏祭り【北川辺・大利根】 (PDFファイル: 259.2KB)
騎西の藤とアジサイが綺麗です
綺麗な藤とアジサイ!
玉敷公園内にある樹齢450余年の大藤は圧巻です!!!
ゴールデンウィーク中は藤まつり、6月中旬の日曜日にはあじさい祭りを開催しています。
ぜひお越しください!
約1万株の色とりどりのアジサイをご堪能ください♪♪♪
騎西の藤とあじさいが綺麗です (PDFファイル: 442.4KB)
幽玄の世界への誘い
玉敷神社神楽
国指定重要無形民俗文化財(平成20年3月13日指定)
奉納日は毎年4回
2月1日、5月5日、7月15日、12月1日
神楽は神座(かむくら)という言葉が起源とされ、神を迎える神事です。
江戸神楽の源流を伝え、様式的な所作を繰り返す点に特徴があり、江戸時代初期には神楽が行われていたと伝えられています。
アクセス
- 電車
東武伊勢崎線加須駅南口・JR高崎線鴻巣駅東口の両駅間運行の路線バスで「騎西一丁目」下車 徒歩約7分 - お車
国道122号線で玉敷公園駐車場を利用
オニバス
#加須市指定天然記念物
#埼玉県内唯一の自生地
#花が好きな人とつながりたい
5月頃(発芽期)水底に眠っていた種子が発芽
6月頃(幼葉期)矢じり型の幼葉が水面上に顔をのぞかせる
7月頃(中葉期)葉の成長が盛んになり、大きなものは直径2メートル近くまで成長する
8月頃(開花期)早朝に赤紫色の可憐な花を咲かせる【見頃】
9月上旬頃(成熟期)種子をつけはじめ、水中には開花することなく種子をつける閉鎖花も見える
9月中旬頃(種子放出期)1cmほどの種子が水中に沈み、静かに発芽の時期を待つ
アクセス
車: 東北自動車道加須ICから約20分
- 加須IC出口より国道125号を加須市内方面へ
- 南篠崎交差点右方向へ
- 三俣交差点を右折し県道加須北川辺線へ
- 埼玉大橋を渡り北川辺消防署前交差点を右折し約1km
オニバス 埼玉県内唯一の自生地 (PDFファイル: 502.7KB)
童謡のふる里
加須市の砂原は、童謡「たなばたさま」「野菊」などの作曲者「下總皖一」の故郷。だから、加須市は「童謡のふる里」なんです。
下總の肉筆楽譜所蔵数は世界一
理論家・教育者として多くの音楽家を育て、日本の近代音楽の基礎をつくったとされる下總皖一は、作曲家としても数千もの作品を遺しました。
そのうち、歌唱局472、校歌など542、器楽曲69、総数1,083曲の肉筆楽譜がご遺族から寄贈され、加須市が所蔵しています。
一般的に手書きの楽譜は、浄書・複製を繰り返して後世に引き継がれるため、大元の原稿である肉筆楽譜の多くは散逸・消失してしまいます。氏の肉筆楽譜所蔵数ではおそらく加須市が世界一ではないかと思われます。
アスタホールにて下總の資料を常時展示
大利根文化・学習センター「アスタホール」では、氏が著した数々の音楽理論書、全国で歌われる氏作曲の校歌(約500曲)に関する資料、愛用していたピアノ…など、他の遺品と共に肉筆楽譜(レプリカ)の一部を展示しています。
あなたの母校の校歌は、誰が作曲したものですか。もしかして、下總皖一ではありませんか。
館内に流れるのは下總皖一の童謡
ド~ンっとなった 花火だ きれいだな…
ささの葉 サラサラ のきばに揺れる…
誰もが一度は聞いたことのある童謡「はなび」「たなばたさま」「野菊」は、いずれも下總皖一が作曲しました。自然と口ずさんでしまう有名曲から聞き馴染みのない曲まで、アスタホール館内には氏作曲の童謡26曲の合唱が流れています。
水の郷を今に伝えるエコミュージアム
埼玉県指定天然記念物「加須の浮野とその植物」
「浮野」の由来に歴史あり
- 氷河期に形成された地下谷の堆積物により形成。
- 洪水の際に冠水せず浮上したことから「浮いている原野=浮野」と呼ばれたとされる。
- 昔ながらの”武蔵野国の面影”を残す美しい田園したいや新田開発の名残をとどめる「田堀」、「クヌギ並木」、「屋敷林」などの貴重な自然や歴史的資源が現存
身近に残る豊かな自然
- 地下水脈による冷温により、絶滅危惧類に指定されている「トキソウ」や「のウルシ」をはじめ、多くの希少な湿地性・高原性植物が自生
- 「オオタカ」、「アリスイ」「ヨシキリ」など、多くの野鳥が飛来
地域全体が自然と文化の博物館
- 平成7年度に「水の郷百選」に認定され、平成19年度には、優れた自然や貴重な歴史的環境として「さいたま緑のトラスト保全地」に指定
- 地域住民団体「浮野の里・葦の会」による保全・活用が行われ、豊かな自然とそこに住む人の営みを今に伝える「エコミュージアム」となっている。
交通のご案内
電車
東武伊勢崎線加須駅下車
- バス
加須市コミュニティバス「かぞ絆号」シャトルバス(日曜・12月29日~1月3日運休)加須駅南口発、「つのだ小児科医院」または「高橋」停留所で下車、約2km(徒歩で約30分) - タクシー
加須駅北口タクシー乗り場より約20分 - 徒歩
加須駅北口から約4.5km、徒歩で約1時間30分 - かぞ観光レンタサイクル
加須駅北口近くの加須商工会館にて自転車の貸し出し。「うきや橋」まで約30分
車のご利用
東北自動車道かぞインターチェンジより栗橋方面へ向かい、「浮野の里(南)」交差点を左折後、「うきや橋」まで約5分
水の郷を今に伝えるエコミュージアム (PDFファイル: 1.3MB)
女子野球の聖地
加須市は女子野球を応援しています。
埼玉西武ライオンズ・レディースのホームタウン
令和2年、プロ野球チーム名を冠した日本発の女子野球チーム「埼玉西武ライオンズ・レディース」が加須市を本拠地として活動を開始。
加須きずなスタジアムなどの市内球場で試合や練習を実施すると共に市のPR活動へも参加するなど、市と連携した地域活性化を進めています。
【実績】栃木さくらカップ2023優勝
加須市が「女子野球タウン」第1号認定
令和2年全日本女子野球連盟が公募した「女子野球タウン」に加須市が第1号認定されました。
【実績】
- 全国高等学校女子硬式野球選抜大会
全国の女子硬式野球部が高校日本一を競う大会が、平成27年度から毎年開催されています。この大会は「女子高校球児の春の選抜大会」となります。
- 女子野球タウンイベントの開催
全日本女子野球連盟の「女子野球タウン」に認定されたことを受け、女子野球の推進と女性の活躍を推進するイベントとして「加須きずなガールズベースボールクリスマス」を開催しました。
令和5年度に加須市で開催される大会等
- 第2回宮本慎也杯 女子中学軟式野球大会
とき: 令和5年8月12日・13日
ところ: 加須きずなスタジアム、田ケ谷サンスポーツランド野球場、大利根運動公園野球場
- 第25回全国高等学校女子硬式野球選抜大会
とき: 令和5年3月下旬
ところ: 加須きずなスタジアム、田ケ谷サンスポーツランド野球場、平成国際大学野球スタジアム
スポーツクライミングの聖地
加須市がクライミングのまちとなったのは
加須市は、平成16年に埼玉県で開催された第59回国民体育大会の山岳競技を開催したことを契機に「クライミングのまち かぞ」として、クライミングを通して若者が集うまちづくりを推進しています。
日本のクライミング界で、加須市は聖地といわれています。
それは2000年(平成12年)からスポーツクライミングを推進し、これまでリード・ボルダリングのワールドカップ、ジャパンカップ、スポーツクライミング日本選手権大会、全国高等学校選抜クライミング選手権大会など様々な大会が加須市で開催されているからです。
スポーツクライミングとは
ホールドと呼ばれる突起物を掴んで己の身体のみで壁を登るスポーツで、リード・ボルダリング・スピードの3種目で行われます。
リードは、12メートル以上の高さを持つオーバーハング下壁を命綱であるロープで確保された状態で登る競技です。ボルダリングはおよそ5メートル以内の高さの短い課題をロープなしでトライする競技で、競技者の安全を確保するため床面は厚いマットが敷き詰められています。スピードは標準化されたルートをいかに早く登るか競う競技です。
加須市で行われた国際大会・全国大会
平成12年 第3回JOCジュニアオリンピックカップ(リード)
平成17年 第19回ジャパンカップ加須大会(リード)
平成18年 第2回ボルダリングジャパンカップ
平成19年 クライミングワールドカップ・リード加須2007
平成21年 クライミングワールドカップ・ボルダリング加須2009
平成22年~現在 全国高等学校選抜クライミング選手権大会
平成28年 第11回ボルダリングジャパンカップ
平成28年 クライミングワールドカップ・ボルダリング加須2016
平成29年 スポーツクライミング日本選手権大会リード競技大会2017
平成30年 スポーツクライミング日本選手権大会リード競技大会2018
令和5年度に加須市で予定されている大会
5月 リードKAZOクライミングカップ
11月 コバトンリードクライミングカップ
12月 全国高等学校選抜スポーツクライミング選手権大会
令和5年度に一般の方が参加できるイベント
年4回 スポーツクライミング体験会
6~8月 前期スポーツクライミング教室
1~3月 後期スポーツクライミング教室
3月 親子スポーツクライミング体験会
加須市はスポーツクライミングを市民と一緒に進めています
スポーツクライミングの聖地 (PDFファイル: 197.9KB)
利根川未来パークへお越しください!
「利根川未来パーク」はパークと言っても、公園ではないんです!
ご家族と、ご友人と、おひとり様も!遊んで・笑って・楽しめる!
そんな日本一の利根川&周辺施設を中心として賑わいを生み出していくような場所を総称して「利根川未来パーク」と呼んでいます。
みんなで、ぜひ来て、観てください。
【利根川未来パーク周辺】
- 道の駅かぞわたらせ、埼玉・栃木・群馬の三県境
- 渡良瀬遊水地
- オニバス自生地
- 加須未来館、利根川こども館、バーベキューサイト、加須サイクリングセンター
- 埼玉大橋
- 道の駅童謡のふる里おおとね、童謡のふる里おおとね農業創生センター、ホテイアオイの花園
- カスリーン公園、大利根水防センター
流域のネットワーク化をはかり 多世代の人が集い ふれあう 未来公苑(5つの機能)
- 地域コミュニティと地域の子育て支援機能
- 景観的機能
- 人が集う観光レクリエーション機能
- 産業機能(グリーン・ツーリズム)
- 安心安全な暮らしを支える防災機能
利根川周辺のイベント情報などが掲載された『利根川かわら版』を季節ごとに発刊中!
市内の公共施設や駅等で配布しております。ぜひご利用ください。
更新日:2023年08月25日