健康支援
「埼玉一の健康寿命のまち」を目指して
加須市の健康寿命と平均余命
加須市は「生涯にわたりいきいきと健康でくらせるまち 加須」を基本理念に掲げ、すべての市民が健康に暮らせるまちの実現をするために、市民と行政が一体となって健康づくりに取り組んでいます。
病気の予防や食生活の改善、運動習慣の定着などの取り組みとして、健診を受けやすい環境づくりや生活習慣病の重症化予防、体力年齢が若返る筋力アップトレーニングの普及、フレイル予防など、様々な事業を進めています。
健康寿命とは…健康で暮らせる年数の指標
健康寿命とは、65歳に達した人が、家族などの世話になることなく、元気で過ごすことができる期間の平均を示したものです。具体的には、介護保険制度の「要介護2」になるまでの期間を算定しています。
区分 | 平成28 | 平成29 | 平成30 | 令和元 | 令和2 | |
寿命
|
男性 |
17.17 (82.17) |
17.35 (82.35) |
17.41 (82.41) |
17.47 (82.47) |
17.58 (82.58) |
女性 |
20.31 (85.31) |
20.33 (85.33) |
20.37 (85.37) |
20.50 (85.50) |
20.52 (85.52) |
|
順位 | 男性 | 49 | 46 | 44 | 44 | 52 |
女性 | 27 | 36 | 39 | 39 | 47 |
注釈: カッコ内は健康寿命に65歳を加えたもの
平均余命とは…生きられる年数の指標
平均余命とは、その年齢の人が平均であと何年生きられるか示したものです。
区分 | 平成28 | 平成29 | 平成30 | 令和元 | 令和2 | |
余命 | 男性 |
19.55 (84.55) |
19.57 (84.57) |
19.70 (84.70) |
19.83 (84.83) |
19.34 (84.34) |
女性 |
24.38 (89.38) |
24.43 (89.43) |
24.50 (89.50) |
24.63 (89.63) |
24.34 (89.34) |
注釈: カッコ内は平均余命に65歳を加えたもの
注釈: このページの各種データは、厚生労働省、埼玉県が公表しているものを使用しています。
「埼玉一の健康寿命のまち」を目指して (加須市の健康寿命と平均余命) (PDFファイル: 390.0KB)
高齢者が健康で安心して住み続けるまち
高齢者一人ひとりの状態に合わせた支援
- 元気な高齢者に対する支援
- ふれあいサロン広がる 132グループ
歩いて行ける集会所等に集まり、気軽に介護予防 - グラウンドゴルフ支援 44大会開催(令和3年度末)
- ふれあいサロン広がる 132グループ
- 要介護状態にならないための支援
- 緊急通報システム整備事業 設置台数131台
緊急通報、定期的な安否確認、24時間 365日電話健康相談 - ひとり暮らし高齢者等把握
緊急連絡先や健康状態等を把握し、緊急時に活用
登録数8,486世帯(令和3年度末)
注釈: 高齢者のみの世帯含む)
- 緊急通報システム整備事業 設置台数131台
- 介護が必要な高齢者に対する支援
- 加須市独自の在宅介護支援
(1)介護サービス利用者負担助成(所得に応じ、自己負担額の一部を助成)
(2)ねたきり高齢者を在宅で介護する家族を支援(月額5,000円支給) - 特別養護老人ホーム整備率(注釈) 県内40市中4位 (令和3年度末)
(注釈) 「整備率」は、定員を高齢者人口比で割って算出したもの。
- 加須市独自の在宅介護支援
- 地域における高齢者の支援
- 地域ブロンズ会議事業
地域の課題、対応策を自ら考え、自ら実践(市内65地区) - あんしん見守りサポート事業
市内55事業所と連携し、高齢者等を日常的に見守り
- 地域ブロンズ会議事業
- 認知症対策事業の推進
- 認知症ガイドブック(認知症ケアパス)
認知症の状態に応じて利用できるサービスをお知らせ - 認知症高齢者グループホーム 8施設117人
- 認知症ガイドブック(認知症ケアパス)
- 介護・ 高齢化対応度ランキング 県内第 1位
高まる医療・介護需要への対応度で埼玉県内 第 1 位(全国28位)にランキングされました。
(2020年10月5日 日経グローカル第3回介護・高齢化対応度調査より)
注釈: 数値は、原則として令和4年12月末
高齢者が健康で安心して住み続けるまち (PDFファイル: 319.4KB)
介護・高齢化対応度で県内第1位(全国第28位)!!
日本経済新聞社の『第3回介護・高齢化対応度調査』で、加須市が埼玉県内第1位(全国第28位)にランキングされ、日経グローカルNo.397(2020年10月5日)で公表されました!
注釈: 県内順位は県内40市中、全国順位は全国815市区中のものです。
【総合 第1位(県内)、第28位(全国)】
【部門別順位】
- 医療・介護 第1位(県内)、第22位(全国)
介護等認定者数、地域包括支援センターの職員数、地域密着型サービスの提供体制、在宅医療・介護連携の取り組み 等
- 生活支援・予防 第9位(県内)、第167位(全国)
通いの場の参加率、高齢者の運動機能向上の取り組み、成年後見制度の利用支援 等
- 社会参加 第1位(県内)、第15位(全国)
学習活動への参加率、高齢者の介護支援ボランティア制度の導入 等
- 認知症・その他 第11位(県内)、第380位(全国)
認知症に関する取り組み、認知症の人の家族支援、見守りネットワークの構築 等
介護・高齢化対策度で県内第1位(全国第28位)!! (PDFファイル: 405.9KB)
誰もが健康に暮らせるまち 健康づくり宣言都市「加須市」
「埼玉一の健康寿命のまち」を目指して
健康診断が充実
あなたを守る健康診断や検診が充実
- 各種がん検診が無料で(または助成を)受けられます。
無料: 胃がん、肺がん、大腸がん、子宮頸がん、肝炎ウイルス検診、国保健診、後期高齢者健診
助成: 乳がん、前立腺がん、胃がんリスク(ピロリ菌)検診、胃内視鏡検査 - 受けられる検診がひと目で分かる「けんしんパスポート」を発行
効果が見える筋力アップトレーニング
体力年齢が若返り、医療費も抑えられる筋トレを開催
科学的根拠に基づくプログラムで、筋トレに参加すると
- 体力年齢が69.8歳から63.8歳へ (6.0歳若返り)
- 医療費抑制(年間総医療費一人当たり)
参加群が394,597円に対して、対象群は363,173円となり、31,424円の抑制。
※令和2年度までに参加した人のデータを参照
健康は歯と口腔から
成人歯科検診が自己負担1,000円
むし歯や歯周病の検査が自己負担1,000円で受診できます。
かぞ健康マイレージ
楽しみながら健康づくり
健康に関する項目を達成した数に応じて「絆サポート券」(最大2,000円分)がもらえる「かぞ健康マイレージ」を行っています。
誰もが健康に暮らせるまち 健康づくり宣言都市「加須市」 (PDFファイル: 200.3KB)
医療に本気のまち
救命救急センター
三次救急医療機関の開院
令和4年6月1日に埼玉県済生会加須病院が開院しました。
高度な医療により、重篤な患者に対する三次救急医療も提供されます。
休日・夜間の救急診療
休日の救急診療
令和3年 加須市内: 1,704人/年、平均85人/日
【診療日】日曜日・祝日
【時間】9時から18時
休日の小児科診療
令和3年 1,187人/39日、平均30.4人/日
【診療日】4月から10月…祝日、11月から翌3月…祝日・日曜日・年末年始(1月1日を除く)
【時間】9時から12時
夜間の救急診療(市内2救急病院で実施)
夜間も安心です。(救急外来のみ)
【時間】18時~21時
注釈: 24時間365日 救急・急患対応の医療機関もあります。
特別休日歯科診療
令和3年 50人/7日
【診療日】ゴールデンウィーク・年末年始
【時間】9時~12時
いざというときも安心受診
地域の大きな病院の輪番制
加須市・羽生市・久喜市・蓮田市・幸手市・白岡市・宮代町・杉戸町 で実施
救急時に備えて、周辺地域の大きな病院が交代で、救急医療に対応できる体制を整えています。
新たな健康づくりの推進体制の確立
成人から高齢者までの健康づくりと介護予防を推進
「埼玉一の健康寿命のまち」を目指して
主な取り組み
- 病気の発症予防と重症化予防
国保健診、後期健診、がん検診、歯科検診など各種健(検)診の実施
- 生活習慣の改善推進
生活習慣病予防(運動・栄養・口腔)の教室、特定保健指導、健康相談、筋力アップトレーニングなどの実施
- 高齢者の健康づくりと介護の推進
ふれあいサロン、転倒予防や認知症予防・フレイル予防の介護予防教室の実施
医療専門職(保健師・管理栄養士・歯科衛生士)が、相談・訪問などの支援を行います。
新たな健康づくりの推進体制の確立 (PDFファイル: 595.0KB)
障がい児支援の充実
障がい児施設の充実
障害児通所施設
- 障害児相談支援事業所 5箇所
- 児童発達支援センター、児童発達支援事業所 5箇所
(障がい児の相談からサービスまで一貫して行えます。) - 放課後等デイサービス事業所 10個所
- 保育所等訪問支援 2箇所
重症心身障害児通所施設
- 重症心身障がい児の受入れ施設 1箇所『北埼玉地域で初』
(児童発達支援事業所・放課後等デイサービス)
障害児入所施設
- 障がい児の入所施設(短期入所可能) 1箇所
医療的ケアの充実
- 在宅超重症心身障がい児の家族に対するレスパイトケア
注釈: 在宅で医療的ケアを必要とする超重症心身障がい児の家族に対する休息のための支援制度。
医療費・手当関係充実
- 重度心身障害者医療費
県内の対象となる医療機関では窓口支払いなしで受診可能
15歳以下の対象者への入院時食事療養費の助成 - 在宅重度心身障害者手当
20歳未満は、県の基準を2,000円上回る月7,000円を支給
教育関係の充実
- 市内全地域の小中学校に特別支援学級を設置
(小中学校30校中全て設置)
障がい者支援の充実
視覚障がい者への支援
- 重度視覚障害者介助手当 年12,000円支給(県内唯一)
聴覚障がい者への支援
- 市直営による手話通訳者派遣
(市直営は県内10市のみ)
更新日:2023年02月17日