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木造地蔵菩薩半跏像

更新日:2017年10月04日

施設概要

住所加須市柳生
木造地蔵菩薩半跏像

この地蔵菩薩は、養性寺地蔵堂の本尊で、堂内須弥壇上の宮殿型厨子内に安置されています。当初は彩色されていたとおもわれますが、現在は全面に下地の漆地を出しています。 腹部衣の間に下衣を覗かせ、左足は垂下、右手には錫杖(欠失)左手に宝珠を持ち、いわゆる壬生寺様地蔵の違例の一つで、県内でも時折見うけられるものです。頭頂は剃髪で、面長、豊頬、肩幅広く体奥厚く、膝前は小さめにまとめて全体的に整っており、彫技も正確で手がたいものがあり、かなりのできばえです。しかし、面部の目鼻だち、および衲衣の衣紋の表現などは、いかにも硬く、あまりにも形式化しすぎるきらいがあり、生彩感に乏しい型通りのものとなっています。こういった作風から推すと、像の制作時期は江戸時代に入ってからでしょう。ほぼ初期から中期頃にかけての造立と考えられます。一方、この像の台座蓮台天板裏と框座正面裏側の墨書銘によれば、作者は伏見海道七条上り町大仏師法橋の弟子福田康円であることがわかりますが、なぜか年紀が欠けているため、その正確な年月日を明らかにすることができません。

木造地蔵菩薩半跏像

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