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加須の手書きこいのぼり

更新日:2012年11月21日

「加須」といえばこいのぼり!

 加須のこいのぼりは、明治の初め、提灯や傘の職人が副業として始めたもので、当時はお雛様なども手掛け、季節の際の物を扱うという意味で"際物屋"と呼ばれる店で造っていました。それがこいのぼりの専門店になったのは、大正12年の関東大震災の後、東京近郊の際物屋が激減し、浅草橋の問屋が加須の際物屋に仕入れに来てその品の良さに感心し、注文が殺到するようになってからだそうです。第二次世界大戦前には、生産量日本一となりました。

 時代が移り変わり、高度成長期になると、人件費が高くなって職人が減り、こいのぼりのほとんどは、化学繊維のプリントのものとなりました。

 100年近く続く老舗の橋本弥喜智(やきち)商店の3代目のご主人も、採算が合わないので、最後に精いっぱいのものをつくって手書きは断念しようと思ったそうです。その時には、手書きの店は橋本さん宅一軒になってしまいました。

 鱗の数や目の色、髭、しっぽなど一番よいものをと懸命になっている時、手書きこいのぼりの最後の店ということで取材が来て、全国に知れ渡り、ぜひ手書きこいのぼりがほしいという注文が増えていったそうです。

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こいのぼり作成風景

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ジャンボこいのぼり作成風景

 加須の手書きこいのぼりは、金や銀の色を使った豪華絢爛な色彩で、描いては乾かし、描いては乾かしを繰り返すのが特徴です。

 木綿と顔料だけを使って、職人さんが刷毛で一筆一筆に精根込めて描いていくもので、12の色彩を縦横に使い、18もの工程を費やします。

 熟練の職人さんが1か月以上かけて作り上げたこいのぼりは、まるで生きているかのように勢いがあり、そして美しく可憐です。

 そして毎年春のゴールデンウィークに行われる 市民平和祭に、雄々しい姿で泳ぐジャンボこいのぼりは、加須の名を全国にとどろかせようとする市民の思いがこもっています。

 スクリーン印刷技術の普及などにより大手メーカーが大量生産するようになった現在でも、加須市のこいのぼりの生産量は日本有数とされ、市民が誇る特産品となっています。

 

手書きこいのぼりが作られるまで


さいだん

ほうせい目まわし

すじがき

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木綿の布をこいの大きさに切ります。

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こいの大きさに切った布をミシンで縫いあわせます。

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ブンマワシというコンパスのような道具を使い、目の部分を描きます。

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うろこなど、基本となるすじを描きます。

 

色つけ

黒目入れ竹の口輪づけ

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特別な皮を使って色を塗ります。 長い間修行したわざが必要になってくる部分です。

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こいのぼりの命となる黒目を入れます。

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竹の口輪をつけて出来上がりです。

お問い合わせ先

経済部 商業観光課
住所:加須市三俣二丁目1番地1
電話:0480-62-1111
メールアドレス:kanko@city.kazo.lg.jp

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